ウェズリー・スナイプス&ケヴィン・ハート、仲違いした兄弟役で共演 ─ スタンダップコメディアンとしての「トゥルー・ストーリー」描く

『セントラル・インテリジェンス』(2016)『ジュマンジ』シリーズのケヴィン・ハートと、『ブレイド』シリーズのウェズリー・スナイプスが、Netflixの新作リミテッド・シリーズ「True Story(原題)」で共演することがわかった。2人は仲違いした兄弟役を演じるという。米Deadlineが報じている。
「True Story」は、米ペンシルヴェニア州フィラデルフィアで生まれ育ったハートの出自を如実に反映させた1作。故郷のフィラデルフィアに巡業することになった、世界で最も有名なスタンダップコメディアンのひとりとして知られるキッド(ハート)は、横柄な兄カールトン(スナイプス)の行動によって死活問題に直面することになる。この失われた1日のせいで、それまでキッドが築き上げてきたキャリアが危機的状況になってしまい…。
スタンダップコメディアンとして自身のキャリアをスタートさせたハートは、本作について「これまでの経歴の中でも、これ以上ワクワクしている企画はありません」とコメント。共演のスナイプスについては「ずっとファンだったので、彼とご一緒できるのはものすごいことです」と心境を明かしている。
ドラマ・デビューを飾るハートは、本作で製作総指揮を兼任。脚本・製作に「ナルコス」(2015-2017)「ナルコス:メキシコ編」(2018-)などのエリック・ニューマンが就任した。ショーランナーは、「ルーク・ケイジ」(2016-2018)のチャールズ・マーレイ。前半4話の監督を「ウォッチメン」(2019-)プロデューサーのスティーブン・ウィリアムズ、後半4話を「スタートレック:ピカード」(2020-)のハネル・カルペッパーが務める。
現在、ハートはウディ・ハレルソン&山下智久と共演するアクション映画『Man from Tronto(原題)』の撮影に参加している。また、ジョン・ヒューズ監督『大災難P.T.A.』(1987)のリメイク版でウィル・スミスと共に主演・製作を務める予定だ。
一方、『ブレイド』シリーズのタイトルロールで知られるスナイプスは、直近でエディ・マーフィ主演のNetflixコメディ映画『ルディ・レイ・ムーア』(2019)に出演。次回作として、エディ・マーフィと連続タッグとなる『星の王子 ニューヨークへ行く』(1988)の続編『Coming 2 America(原題)』を控えている。
Source: Deadline