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ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバとの共演に歓喜 ─ 『ワイルド・スピード』スピンオフ映画、撮影は「想像以上に楽しい」

ジェイソン・ステイサム イドリス・エルバ
[左]Photo by Josh Jensen https://www.flickr.com/photos/jwjensen/6138909329/ [右]Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Idris_Elba-4822.jpg Remixed by THE RIVER

『ワイルド・スピード』シリーズ初のスピンオフ映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Hobbs and Shaw)』は、タイトルの通り、ドウェイン・ジョンソン演じるFBI捜査官ルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサム演じる暗殺者デッカード・ショウがタッグを組むバディ・ムービーだ。

しかしこの映画には、ドウェイン&ジェイソンに次ぐ“3人目の肉体派スター”が登場する。悪役ブリクストンを演じるイドリス・エルバだ。『マイティ・ソー』シリーズや『パシフィック・リム』(2013)などで知られ、『007』ジェームズ・ボンド就任の噂すら流れる人気俳優の一人である。

Entertainment Weeklyでは、イギリス人という共通点を持ち、実は友人同士だったというジェイソンが、待望の共演に喜びの声を発している。

実現するのにずいぶん時間がかかりましたね。イドリスとの仕事は最高です。僕は、このキャラクター(ブリクストン)を演じられるのは(イドリス以外に)誰もいないと思ってます。すごく怖いし、非常に優秀だし、これほどの深みをもって悪役が演じられているのは見たことがない。彼が見せてくれるものは本当に刺激的ですね。」

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ホブスとショウの前に立ちはだかるブリクストンは、ドウェインいわく「シリーズ史上最悪の敵」。監督を務める『デッドプール2』(2018)のデヴィッド・リーチは、ドウェイン&ジェイソンに対峙できる俳優の候補は本当に少なかったと述べている。そこで選ばれたイドリスについて、リーチ監督はあらんかぎりの賞賛を送った。

イドリスという俳優は、パワフルで、強力な存在感があって、しかもそれらを10倍にして届けることができるんです。この映画では、彼のフィジカルの強さや格闘の腕前、そしてドライビングの能力をお見せしたいと思います。あらゆる面においてスゴい、本当に恐ろしい悪役ですよ。」

“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン、共演を熱望していたイドリス・エルバ、そしてアクション映画の俊英であるデヴィッド・リーチ監督。強力な顔ぶれによる『ホブス&ショウ』を、すでにジェイソンは心から楽しんでいるという。

「(撮影を)大いに楽しんでますよ。僕たちが想定していた以上に楽しいですね。二人の男がふざけていて、それをフルに活かす形で良いものが作れているんです。ただ、それが良いか悪いかは観客のみなさんが判断することなので(笑)。でも僕たちは、素晴らしい仕事、楽しい仕事ができていると思っています。」

映画『ホブス&ショウ(邦題未定、原題:Hobbs and Shaw)』は2019年7月26日米国公開予定。

Source: EW

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。