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「ムーンナイト」イーサン・ホーク、マーベルとの長期契約に興味ナシ?「マーベル作品の環境を知りたかっただけ」

ムーンナイト
(C) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画シリーズでは主要キャストが何年にもわたって出演し、長期のコミットメントを期待される印象がある。だが、ディズニープラスのドラマ「ムーンナイト」でヴィランのアーサー・ハロウを演じたイーサン・ホークは、マーベル・スタジオとの長期契約には興味がないようだ。

これまでにホークは、『トレーニング デイ』(2001)や、12年かけて撮影した青春映画『6才のボクが、大人になるまで。』(2014)など、硬派な作品や実験的なアート志向の映画に数多く出演。米IndieWireのインタビューに応じたホークが、「長期にわたってMCUに縛られるかもしれないと心配しなかったんですか?」と質問され、こう答えている。

「そのことについては話せないことになってるんです。マーベルとの取引については、秘密保持契約を結ばなければならなかったので。でも、僕は長期的なコミットメントには興味がありません。どうなるか分からないから、自分を守ったんです。ただ、(マーベルという)環境がどんなものか知りたかっただけですから。

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ホークは秘密保持契約を結んでいるため、今後もMCU作品に出演するのかどうか明確な答えは返していない。だが、「自分を守った」と述べていることから、「ムーンナイト」のみの出演に限られるとも考えられそうだ。

ちなみにこのインタビューでホークは、娘で女優のマヤ・ホーク(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のロビン役)に言われた言葉が、「ムーンナイト」への出演を決めたプロセスに影響したと説明。ホークはマヤに、「なぜ、お父さんは外野に座って、“あそこの環境は良くない”って言うの?その環境に自分で入って一緒に試して、自分が提供できるものを彼らに見せてみたら?」と言われたと明かしている。

マーベルと俳優との間の長期契約については功罪がある。『アベンジャーズ』シリーズやドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役を演じたエリザベス・オルセンは、マーベルの契約に縛られて他作品の役を逃した過去に不満を表していた。

なお、「ムーンナイト」シーズン2の製作は発表されていない。主演のオスカー・アイザックが将来的にMCU作品にムーンナイト役でカムバックするかどうかも不明だ。

Source:IndieWire

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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