ホークアイをドラマで描く理由とは? ─「それこそが彼の生きる道」とジェレミー・レナー
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)によるドラマシリーズ「ホークアイ」はタイトルのとおり、クリント・バートン/ホークアイを主人公にした作品だ。ホークアイとしてシリーズを牽引してきた俳優、ジェレミー・レナーによると、ホークアイというキャラクターをより深く掘り下げるためには、単独映画ではなく、ドラマシリーズの方が適しているという。
この記事には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のネタバレが含まれています。
ホークアイは、『マイティ・ソー』(2011)にてS.H.I.E.L.D.のエージェントとして初登場を果たした。『アベンジャーズ』(2012)にて本格登場して以降は、圧倒的な命中率を誇る弓術や、類まれなる身体能力、優れた洞察力と判断能力を駆使して、アベンジャーズのメンバーとして活躍。『アベンジャーズ』ではS.H.I.E.L.D.の裏切り者とみなされたり、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではブラック・ウィドウという最も身近な戦友を目の前で失ったりなど、さまざまな辛い経験や思いを抱えている人物でもある。
これまでホークアイは主人公として登場したことはないため、アイアンマンやキャプテン・アメリカなどのように詳しい背景や心情は深く掘り下げられていない。その機会が本作でついに訪れたというわけだ。この度、Colliderのインタビューにてジェレミー・レナーは、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギからホークアイのドラマ化企画を初めて聞かされたときについて振り返りながら、映画ではなく、ドラマでホークアイを描くことの意義を説明している。
「とても興奮しました。“ホークアイのリミテッド・シリーズをやるのはどうだろうか?”と彼から提案されて、“それこそが彼の生きる道だと思います”と返しました。これまで彼とは長い時間を共にしてきましたが、それでもまだあまり知られていないキャラクターですから。」
ホークアイは一体何者なのか、どこから来たのか。ジェレミー・レナーは、彼の知られざる背景や心情をより深く理解するためにも、ドラマシリーズという選択肢がぴったりだったと続けている。「6話に渡る物語の中で、クリント・バートンを探究することにとても興奮しましたよ」。
ドラマ「ホークアイ」では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後を舞台に、平穏な日々を送りたいと願うホークアイが、クリスマスのために愛する家族のもとへ戻る旅が描かれる。Disney+にて2021年11月24日より独占配信開始。
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Source:Collider