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『アベンジャーズ』ホークアイ妻役リンダ・カーデリーニ、「妻目線の」単独映画を製作希望

リンダ・カーデリーニ
Photo by Daniel Bonavides https://www.flickr.com/photos/relevantwriter/46476756585/ Remixed by THE RIVER

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でホークアイ/クリント・バートンの妻ローラ・バートンを演じたリンダ・カーデリーニが、“妻目線の”単独映画の実現を希望している。米Colliderにて語った。

思えばマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において、ローラは非常に重要な役目を担っていたといってよい。『エイジ・オブ・ウルトロン』では世界からの非難を受けたアベンジャーズを匿うため、家族と暮らす自宅にヒーローたちを受け入れた。『エンドゲーム』の冒頭を観るかぎり、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ののちにクリントが自宅軟禁となってからも、家族で穏やかな生活を送っていたのだろう。『グリーンブック』(2018)『ブロークバック・マウンテン』(2005)などで知られるリンダは、MCUでの出番こそ少ないが、ほかの共演者たちと同じく映画・ドラマ界で名を馳せてきた女優だ。

いま、リンダは「ローラ・バートンの映画が観たいかどうかって言われたら、もちろん観たいですよ!」と話している。「彼女は(クリントの)妻ですけど、妻の目線から描くことはできるんじゃないでしょうか」。たとえばクリント一家の穏やかな日常や、『シビル・ウォー』前後のクリント&ローラ夫婦、あるいは『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でサノスが指を鳴らす直前の日々……確かに、どこを切っても豊かなドラマが生まれそうな気がする!

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もっとも、リンダ自身は「多分ないでしょうけどね。みなさんはスーパーヒーローのほうに興味があると思うので」と消極的だ。けれどもマーベル・スタジオは、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの生活を描くドラマ「ワンダヴィジョン(原題)」など、以前はファンでさえ想像しなかったようなストーリーを準備中。仮に単独作品ではないにしても、クリント・バートンが主人公の単独ドラマ「ホークアイ(原題)」では、描かれざるクリントとローラの暮らしが掘り下げられることになるかもしれない。妻目線の物語、あるいは妻から見たクリント・バートンを垣間見られる可能性を諦めるには早すぎるというものだ。

ちなみに「ER 緊急救命室」「BLOODLINE ブラッドライン」という人気ドラマにも出演してきたリンダだが、MCUについては「まさにユニバースですよね。自立した存在で、素晴らしいファンの方々がいますから」とコメントした。「参加できてすごく楽しいですよ。娘の友人も大好きだと言ってくれています」。

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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