ドラマ「ハリー・ポッター」、スネイプ役への殺害予告受けて「厳重な警備体制」

HBOドラマ版「ハリー・ポッター」の撮影現場で、厳重なセキュリティ体制が敷かれていることがわかった。セブルス・スネイプ役に起用されたパーパ・エッシードゥが、キャスティング発表後に人種差別的な中傷や殺害予告を受けている問題を受けたものだ。HBOトップのケイシー・ブロイズが米Variety に語っている。
エッシードゥは先ごろ、自身のもとに「役を降りろ、さもなければ殺す」「家に行って殺してやる」といった脅迫が届いていることを明かしていた。ドラマ版「ハリー・ポッター」での新スネイプ役発表以来、起用をめぐる議論は一部で過熱。単なる賛否を超え、俳優個人の安全を脅かす深刻な事態にまで発展している。
この件についてブロイズは、超大型IPならではの激しい反応は、ある程度想定していたと説明している。「こうした大きなIP作品では、熱心なファンや強い意見を持つ人たちがいて、時に恐ろしい領域に達することがある」としたうえで、制作側はあらかじめSNS対応のトレーニングや実務上のベストプラクティスを準備していたという。さらに、「厳重な警備チーム」がついていると明かし、現場でも安全対策を講じていることを認めた。
実際にエッシードゥへの脅迫が表面化したからこそ、HBO側もキャストの安全確保を最優先事項として動いているということだ。ブロイズは「起こりうることだと考えていた」と率直に語りつつ、可能な限り慎重に対応していく姿勢を示している。
ドラマ版「ハリー・ポッター」は、原作小説全7巻をそれぞれ1シーズンずつ描く壮大なプロジェクトで、今後10年規模で製作が続く見込みだ。撮影拠点の英ワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブズデンでは、長期撮影に備え、子役キャストの学業継続のために仮設の学校施設まで整備されている。通常は約150人、群衆シーンなどのピーク時には最大600人まで対応可能で、平日午前5時30分から午後8時30分まで運用されるという。
これほど大規模かつ長期の現場だからこそ、出演者の安全を守る警備体制もまた、徹底したものが求められているのだろう。ドラマ版は2027年に米HBOおよびHBO Maxで配信予定だ。
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Source:Variety




























