Menu
(0)

Search

『ヘルボーイ』再リブート版、3代目ヘルボーイ役に『デッドプール2』の気鋭俳優が決定

ヘルボーイ:捻じくれた男

『ヘルボーイ』シリーズの再リブート版映画『ヘルボーイ:クルックド・マン(原題:Hellboy: The Crooked Man)』で、新たにヘルボーイ役を演じる俳優が決定した。米Deadlineなどが報じている。

ギレルモ・デル・トロ版『ヘルボーイ』シリーズのロン・パールマン、リブート版『ヘルボーイ』(2019)のデヴィッド・ハーバーに続いて、“赤い悪魔”ヘルボーイを演じるのはジャック・ケシー。『ウィズアウト・リモース』(2021)や『アウトポスト』(2020)など数々のアクション・戦争映画に出演する気鋭の俳優だ。

に過去、ジャックは『デッドプール2』(2018)でブラック・トム・キャシディ役を演じた経歴もある。同作ではメインヴィランとなるはずだったが、予算の都合で出番をカットされ、最終的にはジョシュ・ブローリン演じるケーブルに殺される役回りとなった。しかし、ジャック本人は快く出演を引き受けたという逸話も残っている。

この投稿をInstagramで見る

Jack Kesy(@jackkesyofficial)がシェアした投稿

製作会社Millenium Mediaの共同社長ジョナサン・ヤンガーは、「ジャック・ケシーは演じる役柄に“化ける”能力の持ち主。彼の才能と実力は、若きヘルボーイを演じるにふさわしいものです。一緒に仕事をした『アウトポスト』では非常に感銘を受けました」とのコメントを発表している。

本作の原案は、巨匠マイク・ミニョーラによる2008年のコミック「ヘルボーイ:捻じくれた男」。ヘルボーイとBPRD(超常現象捜査防衛局)の新人捜査官は、1950年代のアパラチアで、魔女たちに取り憑かれた小さなコミュニティを発見し、ヘルボーイの過去に関係する悪魔・“捻じくれた男”と遭遇する。その正体は18世紀、戦争で富を得たジェレマイア・ウィトキンスという男。絞首刑になったのち、この地の悪魔として地獄から戻ってきていたのだ。

過去の映画版『ヘルボーイ』とは異なるアプローチになるという本作では、ジェイソン・ステイサム主演『アドレナリン』シリーズのブライアン・テイラーが監督を務める。脚本はコミックを手がけたマイク・ミニョーラ&クリス・ゴールデンが執筆。企画発表当初、撮影は2023年3月に開始予定と報じられたが、現時点では「今後数ヶ月間のうちに始まる見込み」と伝えられている。ジャック以外のキャスティングも現在進行中ということだ。

あわせて読みたい

Source: Deadline

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。