リブート版『ヘルボーイ』は「もっと暴力的、もっと血みどろ」に ― 監督がコミックへの回帰を語る

マイク・ミニョーラによる同名人気コミックを再映画化するリブート版『ヘルボーイ(邦題未定、原題:Hellboy)』は、ギレルモ・デル・トロ版以上に暴力的かつ“血みどろ”の一作になるという。
英Empireにて本作の新たな劇中写真が公開されたほか、ニール・マーシャル監督のコメントが掲載されている。
#Hellboy director Neil Marshall says his R-rated reboot is ‘more violent and bloody’ – see an exclusive new image of @DavidKHarbour here: https://t.co/ymdyTt0WhD pic.twitter.com/EkYJ7oH6nD
— Empire Magazine (@empiremagazine) 2018年11月26日
コミック「ヘルボーイ」は、ギレルモ・デル・トロ監督&ロン・パールマン主演による映画版2作品がカルト的人気を誇っていた。今回のリブート版はキャスト&スタッフを一新した“R指定版”とされており、内容の残虐性が強調されることになりそうだ。マーシャル監督は製作を振り返って、このように述べている。
「(製作中は)常に“疑ったら原作に戻れ”でした。コミックには非常に悪趣味な要素もあるんですよ。もっと暴力的に、もっと血みどろに。自分たちに手枷をせずに作っていましたね。」
主演を務める「ストレンジャー・シングス」(2016-)のデヴィッド・ハーバーは、以前本作のコンセプトについて「ダークで、怖くて、世界の終わりを思わせるようなリアルなモンスター映画」だと語っていた。ヘルボーイがスクリーンの中で暴れ回る様子を、きっと容赦のない描写とともに堪能できる一本となっているのだろう。
リブート版『ヘルボーイ』で監督を務めるのは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)や「ハンニバル」(2013-)などのニール・マーシャル。コミック原作者のマイク・ミニョーラが脚本を執筆した。
デヴィッド・ハーバー演じる主人公ヘルボーイと対峙するヴィラン、血の女王ニムエ役を『バイオハザード』シリーズなどのミラ・ジョヴォヴィッチが演じるほか、『ジョン・ウィック』シリーズのイアン・マクシェーン、ダニエル・デイ・キムらが出演する。
リブート版映画『ヘルボーイ(邦題未定、原題:Hellboy)』は2019年4月12日に米国公開予定。
Source: Empire