スティーヴン・ラング、ハーヴェイ・カイテル、ドルフ・ラングレンがアクションスリラーで共演、武道家監督と撮影終える

『アバター』シリーズや『ドント・ブリーズ』シリーズのスティーヴン・ラング、『レザボア・ドッグス』(1992)『パルプ・フィクション』(1994)のハーヴェイ・カイテル、『エクスペンダブルズ』シリーズのドルフ・ラングレンらが共演する新作アクションスリラー『Hellfire(原題)』がアーカンソー州での撮影を終えたことを公表した。米Deadlineが報じている。
ラングが演じる謎多き過去を抱える男が流れ着いたとある小さな町で、住民が冷酷な犯罪者集団のボスに捕らえられていることに気づき、彼らを助けるべく動き出すという物語だ。
監督は、イスラエル出身のアイザック・フロレンティーン。テルアビブ大学で映画とテレビの学位を有するほか、空手家としての肩書も持つ。アメリカ移住後は監督業に専念しているが、10代から空手、柔道に親しみ、イスラエルには自身の道場も設立していた筋金入りの武道愛好家だ。アメリカにおける映画監督デビュー作は『Desert Kickboxer(原題)』(1992)で、代表作でもあるテレビドラマ「パワーレンジャー」シリーズでは監督のほか長年コンサルタントも務めている。
ダンサーのキャリアを持つスコッティ・トンプソンや、幼少期から中国拳法を学び、武術家としても活動するジョニー・ヨング・ボッシュなど脇を固める役者も精鋭揃い。個性豊かで渋味のあるキャストと迫力満載のアクションが満喫できそうだ。
スティーヴン・ラングと言えば、やはり記憶に新しいのは『ドント・ブリーズ』シリーズでの盲目老人役。その最強っぷりで強烈なインパクトを残し、まもなく米国で配信開始&劇場での公開も控えている映画『Old Man(原題)』でも狂気的な隠居老人を演じる。ミステリアスなキャラクターとなりそうな『Hellfire(原題)』でも最強かつ最凶を更新してくれることを期待しよう。
Source:Deadline