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『ヘルレイザー』リブート映画版が撮影終了、ピンヘッドは女性に ─「かつてない場所へ導く」と原作者

ヘルレイザー
© Photoshot 写真:ゼータ イメージ

カルトホラー映画の金字塔、『ヘル・レイザー』(1987)のリブート映画版の撮影が終了していることがわかった。あわせて、シリーズでおなじみのキャラクターであるピンヘッド役を女性の俳優が演じることが判明した。

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クライヴ・バーカーが自身の小説を自ら映画化した名作、『ヘル・レイザー』(1987)は究極の性的官能を体感できる謎の小箱と、それによって異次元への扉を開いた人々を描く物語。米Deadlineによると、ピンヘッド役を演じたのは女性の俳優、ジェイミー・クレイトンNetflixオリジナルシリーズ「センス8」(2016-2018)のノミ・マークス役で知られる俳優だ。1987年版では、ダグ・ブラッドレイがピンヘッド役を演じていた。

あわせて発表されたキャストには、ジェイミーのほか、「グランド・アーミー」(2020-)オデッサ・アジオンが主演を務め、「13の理由」(2017-2020)のブランドン・フリン、「ザ・ボーイズ」(2019-)ゴラン・ヴィシュニック、「アウターバンクス」(2020-)ドリュー・スターキー、「エージェント・オブ・シールド」(2013-2020)アダム・フェイソン、「ノーマル・ピープル」(2020-)イーファ・ハインズ、『コンティニュー』(2021)セリーナ・ロー、『ブレードランナー 2049 』(2017)ヒアム・アッバスが名を連ねている。

監督を務めたのは、『ザ・リチュアル いけにえの儀式』(2017)をはじめ、『V/H/S シンドローム』(2012)『サウスバウンド』(2016)などのホラー・オムニバスで短編を手がけてきた俊英、デヴィッド・ブルックナー。脚本は、ベン・コリンズ&ルーク・ピオトルフスキーが執筆した。『ステファニー 死体と暮らす少女』(2017)『ぼくらと、ぼくらの闇』(2017)などで知られる逸材だ。プロデューサーにはクライヴ・バーカーをはじめ、『ダークナイト』『ブレイド』シリーズなどのデヴィッド・S・ゴイヤー、『ピラニア3D』(2010)マーク・トベロフらが名を連ねている。

デヴィッド・ブルックナーは本作について、「『ヘル・レイザー』のレガシーの中で非常に特別な新章を作ることを目指しています」と意気込みを語っている。一方で、デヴィッド・S・ゴイヤーは「クライヴ・バーカーの作品は時代を超えており、ホラーというジャンルを完全に再定義しました。デヴィッド・ブルックナーの指揮のもと、私たちは原作に立ち返り、そのオリジナルからインスピレーションを得ています」という。

原作者であるクライヴ・バーカーは、「新しい『ヘル・レイザー』のデザインをいくつかみましたが、1作目が生み出したものに敬意を払いつつも、かつて見たことのないような場所へと導いています。今回の作品は私が予想もしなかったものになっています」とコメントしている。「私が興奮しているのは、オリジナル版に敬意を表しながら、新しい時代のために革命を起こそうとしていることです」。

なお本作は、米Huluが配給権を獲得しており、2022年に配信予定とのこと。1作目の公開から35年の時を経て蘇るわけだ。

ドラマシリーズ化も進行中

Source: The PlaylistDeadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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