ヘンリー・カヴィル、ロマコメ映画で主演決定 ─ 不運な恋ばかりの教授、型破りな女性と出会う

『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)『ジャスティス・リーグ』(2017)「ウィッチャー」(2019-)などアクション作品の印象の強い英国俳優、ヘンリー・カヴィルがロマンティック・コメディ映画『The Rosie Project(原題)』で主演を務めることがわかった。米Collider、米Deadlineなどが報じている。
原作は、グラム・シムシオンによる『ワイフ・プロジェクト』(講談社)。ヘンリー・カヴィルが演じるのは、これまで不運な恋ばかりを経験してきた大学教授だ。手の込んだ調査票をもとに妻を見つけることになった教授だが、それをもとに出会ったのは、必要条件とは一致しないが、彼にとっては完璧かもしれない型破りな女性だった。ちなみにカヴィルが演じる役どころには、ライアン・レイノルズやジェイク・ギレンホールらも一時候補として挙げられていた。相手役としては過去に、ジェニファー・ローレンスが名を連ねていたようだ。
監督を務めるのは、ステファン・フォーク。ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(2013-2019)などで脚本を手がけてきた人物だ。Deadlineでは脚本も監督本人が執筆すると伝えられているが、一方のColliderでは、『(500)日のサマー 』(2009)『ペーパータウン』(2015)スコット・ノイスタッターが担当すると報じられている。プロデューサーは、『ヴェノム』(2018)マット・トルマック、『ブロークバック・マウンテン』(2005)マイケル・コスティガンが担当するとのことだ。
ヘンリー・カヴィルは本作のほか次回作として、マシュー・ヴォーンによるスパイ・アクション映画『Argylle(原題)』や、『エノーラ・ホームズの事件簿』の続編映画、『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)再映画化など多数の企画を控えている。撮影については、『Argylle』が2021年8月、『エノーラ・ホームズの事件簿』の続編映画が2021年秋、『The Rosie Project』が2022年に開始予定とのことだ。