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トム・ヒドルストン、「ロキ」シーズン3は不明だが「シーズン2での終着点には誇りに思っている」

ロキ シーズン2
© 2023 MARVEL.

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場するヴィランの中で最もファンからの支持を受けていると言っても過言ではないロキ。ドラマ「ロキ」では、信じられないほどの成長を遂げ、シーズン2ではMCU初登場作『マイティ・ソー』(2011)からの伏線を回収する大きな決断を取った。

シーズン2の完結から早5ヶ月、ロキ役のヒドルストンは製作当時を米Varietyで振り返っている。「誰の言葉かは忘れてしまいましたが、こんな名言があるんです」と語るヒドルストンは、「早く行きたければ、1人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行け」というアフリカ発祥のことわざを紹介。「まさにこの作品のための言葉でした」と話し、共演者とのチームワークこそが重要だったと明かす。

そんなヒドルストンは「ロキ」の現場で、「最も興味深い仕事」というのが「人との間で起こる」ことを実感してきたという。「現場に行き準備をするけれど、そういった準備というものはダンスフロアの上で行い、他人との間に何があるのかを発見していくのです」と語っている。「もし価値あるものができたとしていたら、それは共演者から受けた化学反応やインスピレーションのおかげです」。

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「ロキ」で学んだというチームワークは、次のプロジェクトで大きく活かされているそう。スティーヴン・キングの同名小説を映画化する『The Life of Chuck(原題)』だ。カレン・ギランやマーク・ハミル、キウェテル・イジョフォーとの共演について、「私は生涯にわたるテニスファンですが、現場ではテニスをプレイしているようなものです。プレイしている相手と、2人の間を行き来するエネルギーが大切なのです」と語っている。

俳優として前へ進み続けるヒドルストンだが、いつかロキを再演する日は訪れるだろうか。現状、「ロキ」シーズン3については「本当に分からないんです」と話している。一方、「シーズン2での終着点にはとても誇りに思っています」とも語り、これまでのロキとしての歩みを改めてこう振り返った。「アスガルドで見失い壊れた魂を持っていた彼がセカンドチャンスを与えられて、人生についてたくさんのことを学び、他人を守ることができるまでを描くことができて、光栄に思っています」。

ちなみにヒドルストンは、2024年5月に開催される「大阪コミコン2024」で来日予定。「ロキ」で共演したシルヴィ役のソフィア・ディ・マルティーノの来日も決定しており、ロキ&シルヴィのコンビが日本のファンと再会を果たす予定だ。

Source:Variety

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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