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トム・ヒドルストン&マーク・ハミルが共演、スティーヴン・キング原作「The Life Of Chuck」実写化 ─ 『ドクター・スリープ』マイク・フラナガン監督作

Mark Hamill Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/38225703254

マーベル・シネマティック・ユニバースのロキ役などで知られるトム・ヒドルストンと『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルがスティーヴン・キングの小説「The Life Of Chuck(原題)」の実写化作品にて共演することが分かった。米Deadlineが報じている。

2020年に米国にて出版された「The Life Of Chuck」はキングによる未発表の中編小説4冊のコレクション「If It Bleed(原題)」の一篇で、チャールズ・クランツ(ヒドルストン)の生涯が3つのストーリー仕立てで語られている。第1章ではチャールズが39歳で脳腫瘍で亡くなり、第3章では、幽霊屋敷と思しき場所で過ごした彼の幼少期が描かれ、逆方向に進行していく構成を取っている。きわめて多作かつ、実写化作品の多さで名高いキングだが、本作は『スタンド・バイ・ミー』(1986)『ショーシャンクの空に』(1994)『グリーンマイル』(1999)のような雰囲気で描かれるのではないかという見立てだ。

監督・脚本・プロデュースを務めるのはマイク・フラナガン。先日、新たなDCユニバースへの参加に向けて、「DCスタジオ」を率いるジェームズ・ガン&ピーター・サフランとの面会に入った旨を報じられたフラナガンは、キングの傑作小説『シャイニング』の40年後を描いた『ドクター・スリープ』(2019)の監督として知られている。元々、「The Life Of Chuck」は『ザ・ホエール』のダーレン・アロノフスキーの制作会社がオプションを得ていたが、『ドクター・スリープ』を制作したイントレピッド・ピクチャーズが企画の権利を獲得したことからフラナガンが監督を務める運びとなった。また現在、キング原作『ダークタワー』のドラマ化企画にも加わっており、キング作品とは縁がある人物だ。

ヒドルストンはマーベル・シネマティック・ユニバースの実写ドラマとしては初のシーズン更新となる「ロキ」シーズン2が2023年8~9月に配信開始ではないかと示唆されているほか、主演ドラマ「ナイトマネージャー」(2016)もシーズン2が企画進行中。ハミルはルーク役で「マンダロリアン」「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」に出演したほか、ゲームシリーズ『スター・ウォーズ ジェダイ:サバイバー』のCMでもジェダイ・マスター役俳優として好演。共に人気キャラクターを長年演じるヒドルストンとハミルが、キング作品で新たな魅力を開拓してくれることに期待しよう。

Source:Deadline

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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