トム・ヒドルストン、「ロキ」に続く新作ドラマが決定 ─ 謎の大蛇を追う牧師役、Apple TV+製作

マーベル・シネマティック・ユニバースのドラマシリーズ「ロキ」を控えるトム・ヒドルストンが、早くも新たなドラマシリーズに出演することがわかった。Apple TV+オリジナル作品「The Essex Serpent(原題)」だ。米Deadlineなどが報じている。
サラ・ペリーによる同名小説に基づく本作は、19世紀のイギリスが舞台。主人公のコーラ・シーボーンは、支配的の夫の死去により不幸な結婚生活から解放され、ロンドンを離れてイングランド・エセックスの町アルドウィンターに引っ越してくる。ところがその町では、“エセックスの大蛇”と呼ばれる恐ろしい生物が戻ってきたとの噂が流れていた。やがて、コーラはその噂に惹かれていくが……。
トムが演じるのは、主人公のコーラとともに“エセックスの大蛇”の謎を調査する、牧師のウィリアム・ランサム役。「小さい農村の信頼できるリーダー」という役割だと発表されている。原作では、コーラ&ウィリアムは謎に迫る中で密接な関係を結び、それが二人の運命を変えることになってしまう。
コーラ役を演じるのは「HOMELAND」(2011-2020)のクレア・デインズ。映画の代表作にはレオナルド・ディカプリオと共演した『ロミオ+ジュリエット』(1996)や『ターミネーター3』(2003)『ブリグズビー・ベア』(2017)がある。脚本は「ミセス・ウィルソン」(2018)のアンナ・サイモン、監督はクリオ・バーナードが務める。なお、撮影は2020年3月15日(現地時間)にスタートしたばかりだという。
トム・ヒドルストンがドラマシリーズにメインキャストとして出演するのは、「ホロウ・クラウン/嘆きの王冠」の『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』(2012)、「ナイト・マネジャー」(2016)そして「ロキ」(2021)に続いてこれが4作目。長尺の中でじっくりと役柄を演じる作品が続くが、「ロキ」とのギャップも見どころと言えそうだ。
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