トム・ヒドルストン、徒歩で南極横断に挑んだ冒険家の実話を描く新ドラマに主演決定 ─ Apple TV+が製作

『マイティ・ソー』シリーズをはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品のロキ役で知られるトム・ヒドルストンが、Apple TV+の新作ドラマ「The White Darkness(原題)」に主演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
本企画は、デヴィッド・グランによる同名ノンフィクション書を下敷きにしたリミテッドシリーズ。イギリスの冒険家ヘンリー・ウォースリーの実話に着想を得たドラマとなり、献身的な夫で父親でもあり、元軍人でもあるウォースリーは冒険に取り憑かれ、徒歩で南極横断に挑む壮大な冒険に踏み出した人物だ。
ヒドルストンはウォースリー役で主演し、Apple TV+の「Pachinko パチンコ」で指揮を執るスー・ヒュー、『ブラック・スワン』(2010)『マザー!』(2017)のマーク・ヘイマンが共同ショーランナーを担う。Apple StudiosとUCPが製作を手がけ、ヒドルストンはヒューとヘイマン、「Pachinko パチンコ」のテレサ・カン=ロウ、キャロライン・ガリティと製作総指揮も務める。
Apple TV+とヒドルストンがタッグを組むのは2度目。19世紀のイギリスを舞台にした「The Essex Serpent(原題)」では、謎の大蛇を追う牧師役を演じている。
ちなみに、ドラマの下敷きとなる『The White Darkness』の著者であるグランは、同じく冒険に取り憑かれた英探検家、パーシー・フォーセットの半生を描いた映画『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)の原作『ロスト・シティZ~探検史上、最大の謎を追え』も執筆している。
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Source:Deadline