『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』続編、現時点で「話し合いはない」とプロデューサー

『ワイルド・スピード』シリーズの人気キャラクター、ルーク・ホブス&デッカード・ショウを主人公にしたスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)。その続編が進行していると報じられて久しいが、その進捗状況はどうなっているのだろうか?
『スーパーコンボ』で製作総指揮を務めたケリー・マコーミックは、米Comicbook.comにて、続編について「ぜひやりたい」が「現時点で話し合いはない」との現状を明かしている。
2021年3月、マコーミックはキャストのスケジュールとコロナ禍の影響で、企画が一時中断されていると発言。その後、プロデューサーのハイラム・ガルシアが続編の脚本に取り組んでいると報告していたが、それから状況は進展していないようだ。今回、マコーミックは主演・製作のドウェイン・ジョンソン次第だとも語っている。
「(スピンオフの今後は)分かりませんね。ドウェイン(・ジョンソン)は本当に忙しい人だし、すべてのモチベーションを高めてくれるのは彼ですから。彼が望むなら、私たちの準備は出来ています。それまではすべて彼次第です。」
ドウェインといえば、2022年12月2日にDC映画『ブラックアダム』がいよいよ日本公開され、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーで改革が進むDC映画の将来を背負うスターとして期待されている。さらにNetflixのアクション映画『レッド・ノーティス』の第2・3作も待機するなど、超多忙を極めるスケジュールを考慮すれば、『スーパーコンボ』の続編が実現するのはかなり先になるかもしれない。
ちなみにマコーミックは、『スーパーコンボ』にカメオ出演したライアン・レイノルズとケヴィン・ハートが演じたキャラクターを例に挙げ、スピンオフをさらに拡大していく可能性について語っている。
「スピンオフを作るために、ケヴィン・ハートやライアン・レイノルズをはじめ、様々な要素の種が蒔かれたように感じています。それは意図的でしたが、必ずしも計画があったわけではないんです。もしも誰かが、あるいは自分たちが別の形でやりたいと思った時に、他に登場させられるキャラクターがいたら楽しいだろうと思ったんです。」
なお、本家『ワイルド・スピード』シリーズの第10作『FAST X(原題)』は2023年5月19日に米国公開予定。
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Source: Comicbook.com