トム・ホランド、体作りは「8割食事、2割運動」 ─ 「一緒に食事するならピーター・パーカーがいい」

マーベル俳優には、クリス・ヘムズワースやクリス・エヴァンスといった屈強なお兄さんたちが多いので、スパイダーマン役のトム・ホランドは比較的スリムな印象がある。そんなホランドも『スパイダーマン:ホームカミング』の頃よりきちんと身体作りを行っており、トレーニング狂マーク・ウォールバーグと共演した『アンチャーテッド』ではさらにバルクアップした肉体を披露した。フィットネスマガジン米Men’s Healthの特集に登場したホランドは、より逞しくなった筋肉と共に、身体づくりの秘訣を語っている。
さらにパワーをつけたように見えるホランドが登場したのは、自身の食事スタイルを語る動画インタビュー。ホランドは、結果にコミットするためには「8割が食事で、2割がフィットネス」との哲学を披露。職業柄、旅をすることが多いために自炊のルーチンが難しいというが、ベジタリアンであるパートナーのゼンデイヤと共に、野菜中心の食生活を心がけているという。
普段は朝食に果物とナッツを添えたオートミールのボウルと、プロテインシェイクを摂る。昼食は特に増量中でなければ飛ばし、夕食には料理上手な弟サムの家を訪ね、弟が作った美味しい料理を楽しむそうだ。
増量中は、ファストフード店のハンバーガーのような「チープ・ミール(=安上がりな食事)」も好み、「僕にとってはむしろプラス」とホランド。お気に入りはイン・アンド・アウト・バーガーのダブル・ダブルに玉ねぎのトッピング。ちなみにイン・アンド・アウト・バーガーのフライドポテトは段ボールみたいな味がするから好きじゃないそう。
今後は基本的に、減量が求められる役を引き受けるつもりはないようだ。映画『チェリー』やドラマ「クラウデッド・ルーム」では極限まで体重を落とすことが求められた。作品のことは誇りに思っているが、健康上の負担を考えて「2度とやりたくない」と語っている。
最後に、もしもこれまで自分が演じたキャラクターと一緒に食事ができるのなら?との問いに、ホランドは「ピーター・パーカー」と回答。「スイングしてレストランに行きたい」と語り、「彼は僕の人生を変えてくれたヒーローだから、一緒に語ってみたい」との夢を口にした。
身体のコンディションをうまく整えているホランドは今年(2025年)、クリストファー・ノーラン監督による最新作『オデュッセイア(原題)』と、『スパイダーマン4(仮題)』という2つの大作を撮影予定。いずれも2026年に公開される。
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