トム・ホランド、『スパイダーマン』第3作の中身を全部知っている ─ 「ネタバレしない方法を覚えた」

「ネタバレ王子」「スポイラーマン(Spoiler:ネタバレ)」などの異名をとる男、それがピーター・パーカー/スパイダーマン役のトム・ホランドである。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の上映前舞台挨拶で重大なネタバレを示唆したり、今後の展開を共演者にバラしたり、とにかく喋ってはいけないことをあっさり喋ってしまうのである。そんなトムが、いまや『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)のすべてを知っているという。
英Hey U Guysは、『スパイダーマン』第3作について、トムに「シニスター・シックスの噂なんかもありますが、今では全部を知ってるんですか? それとも、撮影まで知らされないんですか?」と直撃。すると、トムは明らかにニヤニヤを抑えきれない様子で答えた。
「(『スパイダーマン』第3作について)全部知ってますよ。マーベルやソニーとの間で、2週間かけてアイデアのミーティングをしました。だけど僕、山ほどインタビューを受けてますから。もう映画のネタバレをしない方法を覚えたんです!」
2019年8月、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を指揮するマーベル・スタジオと『スパイダーマン』を手がけるソニー・ピクチャーズは契約の条件面で対立。スパイダーマンがMCUを離脱する可能性も報じられ、当時はトムも非常に動揺したという。ただし、両社はその後(トムの尽力もあって)再び契約を結び、スパイダーマンは無事にMCUへ戻ってくることが決定。そのことを思えば、トムの答えや無邪気な笑顔がいかに尊いかは自明というものだ。実際の受け答えと表情は、ぜひ映像でチェックしてみてほしい。
かつて、トムのネタバレぶりに対して、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「実は、トムはえらいんですよ。秘密をいっぱい守ってるんです」と肯定。「かわいいから怒れない」と寛大な姿勢を示していた。ところで、トムがいよいよネタバレしない方法を習得したとなれば、ついに問題児は「うっかりラファロ」ことハルク役のマーク・ラファロだけになるわけだが……。
映画『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)は2021年7月16日に米国公開予定。撮影は2020年夏にも始まると伝えられており、トムは「楽しみです。本当に待ちきれない」と話した。なお、前作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のブルーレイ&DVDは発売中。
Source: Hey U Guys