トム・ホランド、ノーラン新作『オデュッセイア』出演は「人生最高の仕事」 ─ マット・デイモンの息子役演じる

クリストファー・ノーラン監督による最新作『オデュッセイア』超豪華出演陣のうちの1人であるトム・ホランドは、同作での仕事を「人生最高」と米GQにて振り返っている。
西洋文学の金字塔とされる古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩「オデュッセイア」を、現代映画界最高の名匠であるクリストファー・ノーランが映画化。神話アクション超大作とされる本作には、超人気ヒーロー『スパイダーマン』でお馴染みトム・ホランドほか、マット・デイモン、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソンら豪華布陣が結集した。
ホランドはマット・デイモンが演じる主人公オデュッセウスの息子テレマコスを演じるという。同作の撮影について「素晴らしかったです。間違いなく、人生最高の仕事でした。映画の現場で過ごした中でも最高の経験になりました」と感無量。「もうすごくて、楽しかった。全然違いますね。映画の方も、これまでとは全然違うものになると思います」と力一杯に語った。
『オッペンハイマー』(2023)でも世界を席巻したノーランとの初仕事。「クリスと仕事ができて、彼やエマ(・トーマス、ノーランの妻でプロデューサー)と知り合うことができたのも、本当に嬉しい」と喜びいっぱいだ。「あんなふうに仕事をする方は初めてす。だからこそ、彼らはこの業界の最高峰とされるんですね」と称えながら、「真の達人と最前列で一緒に仕事ができて、そのプロセスに加わることができたなんて、僕の人生最高の経験になりました」と感無量の様子。
豪華共演陣にも賛辞を送った。「マット・デイモンもアン・ハサウェイも、ずっと僕のヒーローでした。彼らと共演できて、学ぶことができて、友達にもなれたなんて、これ以上の仕事はありません。自分の仕事にも誇らしい思いです。毎日、真の目的意識や証明すべきことを持って仕事に挑みました。この機会を与えてくれたクリスには本当にありがたく思っています」。
『オデュッセイア』は映画史上初めて全編IMAXカメラで撮影した唯一の作品。本作のために特別に開発された新技術が用いられているという。
日本配給はノーラン監督前作『オッペンハイマー』に続き、ビターズ・エンドが手がける。2026年日本公開。