トム・ホランド、心臓移植控える少年にスパイダーマンのマスクを託す

マーベル・シネマティック・ユニバース映画でスパイダーマン/ピーター・パーカー役を演じるトム・ホランドが、ヒーローになる勇気を病の少年に手渡した。ホランドが少年の名を呼びながら登場する映像が話題だ。
Thanks @TomHolland1996 for helping me welcome heart-transplant recipient SpiderJerry into the Spiderverse! @childrensatl #choa #HappyHalloween #spiderman pic.twitter.com/y9ItwExTxD
— jaimie trueblood (@thecdmedad) October 31, 2020
映像が公開されたのは、心臓移植の手術を控えた少年、ジェイミー・トゥルーブラッド君のTwitterアカウント。トム・ホランド演じるピーター・パーカーが教室に駆け込みながら、「やぁジェイミー、スーパーヒーローも期末試験は受けなくちゃいけないんだ。代わりにこれ、頼めるかい」とスパイダーマンのマスクをこちらに投げる。「了解!」と受け取ったジェイミー君がスーツ姿でウェブを放ち、最後には『Spider-Jerry:Close To Home』と題されたポスターが登場する。
米The Directによると、実はトム・ホランドの登場部分は4年前、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の撮影時に収録されていたものだそう。映像最後のポスターは、広告代理店のプロが手掛けてくれたということだ。
スパイダーマンから勇気をもらったジェイミー君は現在調子も良く、作ってもらったポスターやビデオも大好きなのだという。ジェイミー君の病院「Children’s Healthcare of Atlanta」ではオンライン寄付も呼びかけている。
ホランドはこれまでも、小児病院を度々訪れるなどの活動を通じて子供達に勇気を与えている。
なおホランドらは『スパイダーマン』映画第3作のため、撮影地の米アトランタに戻っている。アトランタにある自宅で、『スパイダーマン3』の脚本が入ったiPadを受け取ったということだ。
Source:The Direct