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スパイダーマン役トム・ホランド、『アベンジャーズ/エンドゲーム』監督次回作に出演交渉中 ─ ドラッグ犯罪映画『Cherry』

©THE RIVER

映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でスパイダーマン役を演じたトム・ホランドが、『インフィニティ・ウォー』を手がけたアンソニー&ジョー・ルッソ監督の次回作『Cherry(原題)』に出演交渉中であることがわかった。米Varietyなどが報じている。

トム・ホランドとルッソ監督は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)の3度にわたってタッグを組んでいる。『Cherry』の出演交渉が実を結べば4度目のコラボレーションとなるあたり、作品を重ねることで、お互いへの信頼が少しずつ積み上げられてきたことがうかがえるだろう。

アンソニー&ジョー・ルッソ
アンソニー&ジョー・ルッソ監督 Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Anthony_and_Joe_Russo_by_Gage_Skidmore.jpg

映画の原作となる同名小説『Cherry』は、著者ニコ・ウォーカーの実体験に基づく物語だ。主人公である富裕層出身のウォーカーは恋人エミリーと結婚するも、エミリーを失いかけたことをきっかけに軍隊に入ることを決断。軍医としてイラクへ派遣されるが、死と隣り合わせの日々を過ごしたのち、帰国後にPTSDを発症してしまう。ウォーカーとエミリーはオピオイドという麻薬に溺れ、借金地獄から抜け出すために銀行強盗へと手を染めていくのだった。原作者であるウォーカー本人は4ヶ月間で11もの銀行を襲撃し、2018年8月現在も刑務所に収監されている。

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『アベンジャーズ/エンドゲーム』の完成・公開を控えるルッソ監督だが、報道によれば『Cherry』は2019年夏に撮影が行われ、2020年に劇場公開される見込みだという。契約が締結されれば、ホランドは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年夏公開)のプロモーションを終え次第、同作の撮影へと入ることになりそうだ。それにしても監督といいホランドといい、驚くべき仕事ぶりである……。

映画『Cherry(原題)』は2020年米国公開予定。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は2019年4月26日(金)全国ロードショー。

トム・ホランド、とにかく先輩に愛される

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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