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『スパイダーマン:ホームカミング』続編は2017年8月より準備開始!監督は続投の意向、気になるタイトルは

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の続編がまもなく動き出そうとしている。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長、ソニー・ピクチャーズのエイミー・パスカル社長が現在の計画を明らかにした。

トム・ホランド主演による新『スパイダーマン』シリーズは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に所属しての“3部作構想”だといわれている。ピーター・パーカーの高校生活に焦点を当てた、過去の映画版「スパイダーマン」とは異なる方向性での映画化となりそうだ。

映画情報サイト「コライダー」の取材によると、『スパイダーマン:ホームカミング』の続編は2017年8月に準備をスタートさせ、撮影は2018年4~5月より行われる方向で検討されているという。なお続編の劇場公開は2019年7月5日(全米)に予定されている。

またコライダーは、続編のタイトルについてこのような証言を得ている。

ファイギ社長: “スパイダーマン:サブタイトル”というものになるよ。

インタビュアー: じゃあ、タイトルに「2」は付かないということですか?

パスカル社長: 付きません。

ファイギ社長: でも内部では、(現在のところ)『ホームカミング2』と呼んでるけどね。

MCUにおいては、『アイアンマン』シリーズを除いて単純なナンバリングがなされたタイトルは存在しない(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(原題:Vol.2)』も劇中のアイテムに起因するタイトルだ)。また昨今の映画界では、シリーズものの映画であっても、ナンバリングではなくサブタイトル付きのタイトルが目立つ傾向にある。新『スパイダーマン』もその流れを汲んだタイトルになるということだろう。それに映画版「スパイダーマン」の場合、サブタイトルを付けることによって、サム・ライミ監督による3部作や『アメイジング・スパイダーマン』2部作との差別化にもなる。

またファイギ社長とパスカル社長は、続編にも『ホームカミング』を手がけたジョン・ワッツ監督に続投してほしいという意向を示している。

ファイギ社長: もちろん(続投してほしいという)意向だよ。

パスカル社長: (『ホームカミング』で)彼はホームランを打ってくれました。(続投してくれないと)パニックでしょうね。素晴らしい仕事をしてくれたし、映画全体の空気を作ってくれたんです。人々が好きになるところは、すべて彼が取り入れたものなんですよ。本当に特別な才能です。

ちなみにワッツ監督本人は、続編でメガホンを取ることについて未だ明言を避けている。とはいえ、どうやら2作品を監督する契約にはなっているようだが……。マーベル、ソニーの両社長が高く評価するその手腕を、まずは『ホームカミング』で堪能することにしよう。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日全国ロードショー

Sources: http://collider.com/spider-man-homecoming-2-director-jon-watts/
http://collider.com/spider-man-2-filming-title/
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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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