『スパイダーマン:ホームカミング』1970~80年代の名作映画にオマージュを捧げた海外版ポスターをチェック!

映画『スパイダーマン:ホームカミング』の新たなポスタービジュアルが、アメリカにて3枚解禁されている。今回公開されたポスターの特徴は、本作に大きな影響を与えたとみられる3つの作品にそれぞれオマージュを捧げていることだ。
『スパイダーマン:ホームカミング』の大きな特徴としてすでに語られているのは、本作が映画版「スパイダーマン」でありながら、高校生ピーター・パーカーの日常を描いた純粋な青春映画であるということ。なかでもとりわけ引き合いに出されるのは、1980年代に数々の青春映画を手がけたジョン・ヒューズ監督の名前だ。
米国のポップカルチャー・サイト「Nerdist」は、今回公開された『スパイダーマン:ホームカミング』のポスタービジュアルを掲載している。それぞれどんなビジュアルなのかは同サイトをご覧いただきたいが、もし80年代の青春映画に詳しい人なら、きっと以下の画像だけでも“元ネタ”が分かってしまうのではないだろうか……。
#SpiderManHomecoming retro posters reference The Breakfast Club and Ferris Bueller https://t.co/H4wBGhBldi pic.twitter.com/zcLcxlhVvj
— Nerdist (@nerdist) 2017年7月12日
公開されたビジュアルがオマージュを捧げているのは、ジョン・ヒューズ監督による傑作青春映画『ブレックファスト・クラブ』(1985)、同じくジョン・ヒューズ監督が手がけたマシュー・ブロデリック主演の『フェリスはある朝突然に』(1986)、そしてマーティン・スコセッシがメガホンを取った映画史に残る超名作『タクシードライバー』(1976)だ。
なお映画情報サイト「ScreenRant」は、元ネタとなったポスターとの比較画像を掲載している。元ネタに見覚えがないという方は、オマージュどころかもはや「完コピ」といっていいほどの再現度をぜひ確かめてほしい。
しかし、『ブレックファスト・クラブ』『フェリスはある朝突然に』の2本はある程度予想の範囲内かもしれないが、気になるのは『タクシードライバー』だ。果たしてジョン・ワッツ監督は、『スパイダーマン:ホームカミング』を製作する上で『タクシードライバー』からどんな影響を受けたのだろうか……。いずれにせよ、この3本を事前に観ておけば本作をより深く楽しむことができるはず!
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日より全国ロードショー。
Sources: http://nerdist.com/spiderman-homecoming-retro-movie-posters-reference-the-breakfast-club-ferris-bueller-and-more/
http://screenrant.com/spider-man-homecoming-retro-posters/
©Marvel Studios 2017. ©2017 CTMG. All Rights Reserved.