タロン・エジャトン、ロビン・フッド役に挑む ─ 『フッド:ザ・ビギニング』10月公開決定、ジェイミー・フォックス共演

ケヴィン・コスナー、ラッセル・クロウなどのハリウッドスターによって実写映画化されてきた「ロビン・フッド」に、『キングスマン』シリーズのタロン・エジャトン(エガートン)が挑む。
俳優レオナルド・ディカプリオがプロデュースを務めた、話題のアクションエンターテイメント『フッド:ザ・ビギニング』(原題:Robin Hood)が2019年10月に日本公開されることが決定。このたび日本版特報映像が公開された。
『フッド:ザ・ビギニング』で描かれるのは、従来の「ロビン・フッド」のストーリーとは異なり、伝説のヒーローであるロビン・フッドがいかにして生まれたのかを描く前日譚。表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊、という二つの顔をあわせ持つヒーローが、敵も味方も鮮やかに欺いていく姿がスタイリッシュに描かれている。
何の苦労も知らずに穏やかに暮らしていた領主のロビン・ロクスリー(タロン・エジャトン)は、十字軍に召集されて戦地へ赴く。しかし4年後に帰国すると、自分の戦死届が出され、領地も財産も没収されていた。領民や恋人を追放されたロビンは、海を渡って潜入してきた敵の狙撃手ジョン(ジェイミー・フォックス)の導きを得て領主に返り咲く。国を思うままに動かそうとする長官のもとや教会の内部に入り込みつつ、ロビンは頭巾(フッド)で顔を隠し、領民から搾取した金を盗んでは人々に還元。教会が抱える秘密にも迫っていく。やがて彼は《フッド》と呼ばれて民心を集めるが、脅威を感じた教会は非情な先鋭部隊を送り込んでくる…。
今回の特報映像では、十字軍時代には敵対していたが、今ではバディを組んだロビンとジョンのやり取りから始まる。表の顔であるロビンが裏の顔であるフッドをこき下ろしたり、敵も味方も欺いたりと、既成概念を鮮やかに裏切る新しいヒーロー像がうかがえる仕上がりだ。弓矢の名手として知られるロビン・フッドだが、タロン演じる《フッド》は、空中を舞い、建物から飛び降りながら矢を射る。スタイリッシュな肉体派アクションも楽しみにしておこう。
なお、共演は『Ray/レイ』(2004)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2013)などのジェイミー・フォックス、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)『キャプテン・マーベル』(2019)のベン・メンデルソーンら。
映画『フッド:ザ・ビギニング』は2019年10月全国ロードショー。
『フッド:ザ・ビギニング』公式サイト:http://hood-movie.jp/
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