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クリスチャン・ベール主演『荒野の誓い』平和な日常を襲う悲劇、衝撃の冒頭シーン公開 ─ 西部開拓時代、実在の「コマンチ族」が示す歴史

荒野の誓い

『ダークナイト』3部作や『バイス』(2018)のクリスチャン・ベール主演、“ウエスタン・ノワール”と称される『荒野の誓い』が2019年9月6日(金)に公開される。このたび映画の幕開けとなる、西部開拓時代の史実に基づいて描かれた「コマンチ族」による襲撃シーンが公開された。


1892年アメリカ。産業革命によって、辺境の地が急速に開拓地や街へと変貌を遂げつつあるニューメキシコ州。インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務める陸軍大尉のジョー・ブロッカー(クリスチャン・ベール)は、以前の宿敵である寿命僅かなシャイアン族の長、イエロー・ホーク(ウェス・ステューディ)とその家族を、部族の居留地があるモンタナ州へ護送する任務に就く。道中、コマンチ族の殺戮で家族を失ったロザリー・クウェイド(ロザムンド・パイク)も旅に加わることに。しかし行く手に待ち受けるのは、ならず者たちの相次ぐ急襲だった。危険な旅の中、ジョーは、イエロー・ホークとの協力なくして目的地に到着できないことに気づく…。

ロザリーの家族を惨殺し、主人公ブロッカーらを狙うコマンチ族について、スコット・クーパー監督は解釈に配慮しつつ、恐るべき暴力の数々を通して“埋もれた歴史”を紐解いた。物語の舞台は1892年だが、コマンチ族のほとんどは1872年までに米軍の手で強制的に移動させられ、名前を登録させられていたのだ。劇中に登場するコマンチ族の戦士たちは、20年にわたって拘束を逃れてきた、ほとんど知られていなかった集団のひとつ。コマンチ族は1890年代にすべて消滅しているというが、それまでの間、南西部の平原を越えて復讐を続けていたのである。

監修を担当したウィリアム・ヴォールカーは、コマンチ族の行動や言語、服装、 馬術などを製作陣が丁寧に検討したことに感銘を受けたという。「決して黙従せず、政府に屈しなかったコマンチ族は(歴史上)まったく留意されない存在でした。ただし、出演者の皆さんが正確に演じる努力を払おうとし、また寛容だったことを非常に嬉しく思いました」。一方で、ウィリアムは製作序盤のエピソードを明かしてもいる。「コマンチ族は冷酷だと認識されていることについて、監督が申し訳なさそうにしていたんです。私たちは自分たちの歴史を取り繕おうとしているわけではありません。当時の人々は血に飢えていました。私たちは全てを失い、自由を失ったことに非常に腹を立てていたのです」。

出演者は、ル・マン24時間レースに挑んだ実在のレーシングドライバーを演じる『フォード vs フェラーリ』(2020年1月公開)も控えるクリスチャン・ベールのほか、『ゴーン・ガール』(2014)のロザムンド・パイク、『アバター』(2009)のウェス・ステューディ、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメら。脚本・監督は『ブラック・スキャンダル』(2015)『ファーナス/訣別の朝』(2013)のスコット・クーパーが務める。

映画『荒野の誓い』は2019年9月6日(金)より新宿バルト9ほか全国公開

『荒野の誓い』公式サイト:http://kouyanochikai.com/

ティモシー・シャラメ登場シーンの映像はこちら

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THE RIVER編集部
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