「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第1話、米国視聴者数がHBOの新記録を樹立

世界中で社会現象を巻き起こした「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)の前日譚スピンオフドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」の第1話『ドラゴンの後継者』が、2022年8月21日(米国時間)に米HBOとHBO Maxでリリースされ、HBOの歴史に新たな1ページを加えることとなった。
米Deadlineによれば、待望となるスピンオフのプレミアエピソードはHBOとHBO Maxを合わせて986万人もの視聴者数を叩き出し、有料ケーブル局の新作オリジナルドラマシリーズとして史上最大の数字を記録したとのこと。
このプレミアは、米国、ラテンアメリカ、EMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)でHBO Maxのドラマシリーズとして最大のローンチに。同プラットフォームの同時ストリーミングで前例のないレベルまで達しており、HBOによると、通常の日曜夜間におけるHBOシリーズの視聴率は今回の総視聴率の20~40%にすぎないという。
また「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」初回の視聴者数は、2011年の「ゲーム・オブ・スローンズ」のプレミア放送を350%近く上回っている(当時はまだHBO Maxは存在しなかった)。その後、2019年に放送された「ゲーム・オブ・スローンズ」の82分にも及ぶシリーズ・ファイナルは、今はなきビデオオンデマンドのHBO GoとHBO Nowを含めた視聴者数が1930万人に達し、HBOの過去記録を更新した。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」初回の成功が、本家シリーズの人気に負うところが大きいことは言うまでもないだろう。
なお2022年8月上旬には、初回エピソードの視聴率次第で、HBOは「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のシーズン2を発注する準備があると伝えられていたため、新シーズンへの更新は確実と見てよさそうだ。
ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はU-NEXTにて配信中(毎週月曜日に新エピソードを配信)。
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Source: Deadline