【考察】『デッドプール3』に『アベンジャーズ/エンドゲーム』のタイムマシン登場か? ─ ヒュー・ジャックマンが示唆

デッドプールがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に乱入する『デッドプール3』に、もしかしたら『デッドプール2』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場したタイムマシンが再登場するかもしれない。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、サノスによる“指パッチン”の後、インフィニティ・ストーンも失ってしまって“詰み”状態になったアベンジャーズが、量子トンネルを活用したタイムマシンで過去に戻る“タイム泥棒作戦”を決行する。また、物語の最後にはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースも単独でタイムマシンを使用して過去の世界に旅立った。
また『デッドプール2』でデッドプールは、ケーブルが使用したタイムマシンを入手している。同作のラストでデッドプールはコメディ的にタイムトラベルを行ったが、この行動が続編では物語上の鍵となる可能性がある。ウルヴァリン役を再演するヒュー・ジャックマンが、海外のインタビューでこんなことを話しているのだ。
「今のマーベルの世界には、タイムラインを移動できる装置がありますから、過去に戻ることもできるわけです。だから『LOGAN/ローガン』のタイムラインに干渉しなくて済む。僕にとってはそこが重要でした。きっとファンにとってもそうでしょう。」
ウルヴァリンは『ローガン』で死亡したはずなので、どうやって『デッドプール3』に再登場できるのかが注目されていた。
MCUに合流したデッドプールにとって、「タイムラインを移動する装置(device)」とは、果たして『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場したタイムマシンを指しているのだろうか。『エンドゲーム』のタイムトラベル理論には未だ曖昧なところもあるが、過去に戻っても『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のように現在が書き換えられることなく、「別の現実を作り出す」ものと説明されている。
『デッドプール3』ではデッドプールがタイムマシンを活用し、ウルヴァリン存命の時代に戻って行動を共にする可能性がある。そこは新しい時間軸になるので、ヒューやファンにとって聖域である『ローガン』に影響が生じることもない。この度のヒューの発言は、そのように解釈することができる。
『エンドゲーム』でのタイムトラベルは物語上の必然性があったが、そうでもない場合はいささか荒唐無稽に聞こえることだろう。しかしながら、破茶滅茶な活躍を繰り広げるデッドプールの新作なら、それもアリではないかと思わせる妙なパワーがある。MCUの出来事は何も知らないはずの“俺ちゃん”がウルヴァリンと共に過去作のさまざまな場面に戻って、いろいろイジりまくる展開があったりして?『デッドプール3』は2024年11月8日に米国公開予定だ。
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Source:SiriusXM