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ヒュー・ジャックマン、マルチバースでのウルヴァリン役再演を否定 ─ 「もう終わったんです」

『X-MEN』『ウルヴァリン』シリーズで知られるヒュー・ジャックマンが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でのウルヴァリン再演を否定した。2017年公開の映画『LOGAN/ローガン』をもって同役を卒業したヒューの再演については、様々な噂が飛び交っていた。

このたびヒューが口を開いたのは、米YouTube番組Jake’s Takesにて。MCUでは、現在展開されているフェーズ4よりマルチバースがストーリーの核とされているが、ホストから「あなたがマルチバース内でウルヴァリンを再演するのに、提案されたピッチやストーリーなどはありますか?」と問われるや、ヒューは「ケヴィン・ファイギから来た連絡は何一つないですよ」と否定。「これははっきりさせておきたいのですが、僕がどんなアイデアを思いついていても、実際に検討中のものは何もありませんよ」と現状を明らかにした。

『ローガン』を撮る前、僕はアイデアを思いついて、それから何が起こるかを悟った時、これで終わりだと思ったんです。自分にとって最後のシーズンになるということを知る助けになりましたし、実際に最大限の力を出し切った最後のシーズンでした。自分にとって今もすごく身近なキャラクターですが、もう終わったんです。みなさんにもそう伝えてください。」

ヒューのウルヴァリン再演を巡っては、直近で2021年7月上旬にも話題となっていた。ヒューが自身のInstagramで投稿したウルヴァリンのクロー(爪)の画像と、ケヴィン・ファイギとの過去の写真が、再演を示唆しているのではないかとの憶測が流れたのだ。今回の発言を聞くと、投稿を通してヒューは再演を示唆していたのではなく、大切な思い出を共有したかったのだと想像がつく。

再演をきっぱりと否定したヒューは、彼が再びウルヴァリンを演じることを強く望んできたある人物に向けてもメッセージを残している。『デッドプール』シリーズで知られるライアン・レイノルズだ。「ライアンにも伝えておいてください。彼は何も信じようとしないんです」と困り顔のヒュー。ホストに向けて「彼は僕がジョークを言ってると思っているので」と話した。

一方で、ライアンが演じるデッドプールは、MCUへの合流が決まっている。シリーズ第3作『デッドプール3(仮題)』はMCU作品として製作されることが発表されており、これに先がけてデッドプールと『マイティ・ソー』シリーズに登場するコーグが共演する公式動画も出された。ライアンは、これまで一貫してデッドプールとウルヴァリンのクロスオーバーを望んできたが、ヒューの決意は揺らぎそうにないようだ。

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Source: Jake’s Takes

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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