マーベルヒーローが自動車CMでアッセンブル ─ ロキ、キャプテン・アメリカ、ワンダが別のユニバースに登場

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のヒーローたちがアッセンブルだ。このたびヒュンダイUSAが公開したプロモーション映像に、MCUドラマ「ワンダヴィジョン」のワンダ、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソン、「ロキ」のロキが登場している。
1分あまりの本映像は、ヒュンダイの小型クロスオーバーSUV「ツーソン」をフィーチャーしたもの。冒頭では、さっそくトム・ヒドルストン演じるロキが四次元チューブを持って現れる。このロキの姿、どこかで見たことがある。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にて、『アベンジャーズ』(2012)当時のロキが四次元キューブを手にして逃走する時の格好と同じだ。
この後、ロキはモンゴルのゴビ砂漠に行き着くはずだが、これはあくまでMCUの世界線での話。ヒュンダイが属するユニバースでは、どうやらロキは街中にワープするようだ。すかさず「ツーソン」に乗り込んだロキは「もし借りた時間を生きているなら、返さなくちゃいけないのか?」とルームミラー越しに呟き、車を発進させている。
続く映像では、路上での混乱が映し出されている。するとアンソニー・マッキー演じる新キャプテン・アメリカが、正面から盾を構えて走ってくるではないか。キャップが追うのは、仮面をつけた男のよう。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では、フラッグスマッシャーと呼ばれる仮面集団が登場したが、ここに映る仮面の男はフラッグスマッシャーではないようだ。キャップは男めがけて盾をぶつけ、「ヘッズ・アップ(Heads-up、“頭上げて=気をつけろ”の意)」と一言。「“よけて”と言いたいのに、なんでヘッズ・アップと言うんだろうね」とユーモア全開で、今日もまた市民を救った。
エリザベス・オルセン演じるワンダは、テレビCMに登場している模様。「全部白黒だったら、なんでテレビの黄金時代なの?」と語りかけながら、おなじみのトリックを披露。すると、手に持っていたミニチュアの車から、赤の「ツーソン」が現れた。世界にも色が生まれている。
ロキ、サム、ワンダそれぞれ、映像ではわずかな登場となったが、MCUファンにとっては嬉しい再登場となったはずだ。「ロキ」については現在Disney+(ディズニープラス)で配信されているものの、「ワンダヴィジョン」「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は終了しているため、ワンダとサムの姿はちょっと久しぶり。それにしても、この世界線で描かれるアベンジャーズの物語は、どんな展開なのだろうか。
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