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イドリス・エルバ、『007』ジェームズ・ボンド就任説に反応 ― ダニエル・クレイグの後任は未検討との情報も

イドリス・エルバ
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Idris_Elba-4822.jpg Remixed by THE RIVER

映画『007』シリーズにて、“6代目”ダニエル・クレイグの後任者としてジェームズ・ボンドへの就任説がささやかれる俳優イドリス・エルバが、一連の噂に反応した。実現すれば史上初の黒人ジェームズ・ボンドだが、未来のことはわからない。先日はイドリスが最有力候補だとする情報が流れたが、これは即座に否定されたのである。

このたびイドリスは、自身のTwitterに“my name’s Elba, Idris Elba.”と投稿。これは『007』シリーズでおなじみ、ボンドの決め台詞“My name is Bond, James Bond.”を引用したものである。

この投稿には、多くのファンから次期ボンドへの就任を期待するコメントが殺到。「いいね」の数がおよそ14万件(8月13日11時現在)というところからも、このツイートへの熱い反応が見て取れるというものだろう。

またイドリスは、このツイートの数時間後、さらに“ボンド就任説”へ反応したものと思しき投稿を残している。ヒップホップ・グループ、パブリック・エナミーの写真のあと、彼らの代表曲のタイトルである“Don’t Believe The Hype(インチキを信じるな)”との言葉が投稿されたのだ。

「インチキを信じるな」というコメントを素直に受け止めれば、一連の“ボンド就任説”はあくまでゴシップの域を出るものではなく、現実とはかけ離れたものと理解できるだろう。“my name’s Elba, Idris Elba.”という投稿は、就任説を自らジョークとして扱ったものだと思われる。

なお米Varietyの記者ジャスティン・クロール氏は、『007』シリーズの現状について、自身の取材結果をTwitterにて報告している。

「ボンド映画、本物の最新情報:バーバラ・ブロッコリ(プロデューサー)とイーオン・プロダクションズ(製作会社)は、『007』第25作の女性主人公と悪役を選ぶため俳優との面会を行っている。ダニエル・クレイグが本作の撮影にも入っていない時点で、誰が後任を務めるかということは現在検討されていない。」

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品、映画『007』第25作(タイトル未定)は2019年11月8日に米国公開予定。なお撮影は2018年12月3日に開始される。

Sources: Idris Elba(1, 2, 3), Justin Kroll
Eyecatch Image: Photo by Harald Krichel Remixed by THE RIVER

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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