ハリソン・フォード『インディ・ジョーンズ』を第5作で卒業へ ― 今後も続編製作の方針、女性主人公でも「まったく問題ない」

スティーヴン・スピルバーグ監督、ハリウッド発冒険映画の金字塔『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズ5(仮題)』をもって、これまで主演を務めてきたハリソン・フォードがインディアナ・ジョーンズ役を卒業するという。ハリソンは現在75歳(2018年4月時点)、もはや「卒業」ではなく「勇退」というべきか。
英The Sun誌に登場したスティーヴンは、「この映画がハリソン・フォード最後の『インディ・ジョーンズ』になる。そのことはよくわかっていますが、シリーズはその後も続いていくでしょうね」と発言。ハリソンが『インディ・ジョーンズ』を卒業したあとも、シリーズが継続されていくことを明らかにした。
2016年7月、シリーズの製作を務めるルーカスフィルムは、『インディ・ジョーンズ』に長期的な計画があることを明かしている。ハリソンがインディを演じない以上、世代交代が行われる可能性が高そうだが、前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)に登場したインディの息子マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)は第5作に登場しないようだ。いずれ製作される続編では、また別の可能性が模索されることになるだろう。
なおスティーヴンは、今後『インディ・ジョーンズ』シリーズの主人公が女性になる可能性も快く受け入れている。「名前をジョーンズからジョーンに変えないといけませんね。(女性が主人公になることは)まったく問題ないでしょう。」
映画『インディ・ジョーンズ5(仮題)』の撮影は2019年4月よりイギリスにて開始され、米国公開日は2020年7月10日の予定。
ちなみに世代交代となるとインディの行く末が心配だが、以前スティーヴンは「最後にハリソンを殺したりしない」と明言していた。
Source: The Sun
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore