『インディ・ジョーンズ』第5作にマッツ・ミケルセン出演 ─ 2021年夏撮影へ、キャスティング続行中

ハリソン・フォード主演、米Lucasfilmが手がける人気冒険映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作(タイトル未定)に、「ハンニバル」(2013-2015)『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)『ドクター・ストレンジ』(2016)などで知られるマッツ・ミケルセンが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
現時点で第5作には、おなじみインディ役ハリソン・フォードのほか、「Fleabag フリーバッグ」(2016-)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)などで知られるフィービー・ウォーラー=ブリッジの参加が判明済み。2021年4月10日(現地時間)にフィービーの出演が発表された後、間を置かずにマッツの参加が発表された形だ。マッツが演じる役どころは定かでない。現在、2021年夏の撮影開始を目指して、役者たちとの面会を制作陣が進めているという。
当初、監督には第1作からシリーズを手がけてきたスティーブン・スピルバーグが続投する予定だったが、物語に新しい視点を取り入れたいという理由により、後に降板。後任として、『LOGAN/ローガン』(2017)『フォードvsフェラーリ』(2019)のジェームズ・マンゴールドの起用が発表された。マンゴールドは脚本を兼任している。
なお、降板したスピルバーグは、フランク・マーシャルやキャスリーン・ケネディ、サイモン・エマニュエルとともにプロデューサーとして参加する。また、作曲家として巨匠ジョン・ウィリアムズが続投することも判明している。
マッツといえば、2020年10月に『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)でグリンデルバルド役を演じたデップの代役として発表されたことが大きな話題となった。本記事冒頭3作品を含め、これまでの出演作で数々の悪役を演じてきたマッツ。『インディ・ジョーンズ』でもヴィランとして登場するのか、はたまたインディの相棒として冒険に繰り出すのか。その役どころに期待が高まるばかりだ。
Source: Deadline