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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にサノスの部下「ブラック・オーダー」登場か?

『アベンジャーズ』シリーズの第3作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題:Avengers: Infinity War)』には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場しながら、未だその活躍を見せていない“最強の”スーパーヴィラン、サノス(ジョシュ・ブローリン)が本格的に登場する。同作は、コミック『インフィニティ・ガントレット』を下敷きに、地球に現れたサノスを、アベンジャーズをはじめとしたマーベル・ヒーローが迎え撃つ……というストーリーになりそうだ。

しかしながら『インフィニティ・ウォー』では、サノスが単独で地球を襲撃することはなさそうである。『キングコング:髑髏島の巨神』でコングのモーション・アクターを務めたテリー・ノタリー氏は、先日、現在『インフィニティ・ウォー』に参加していること、また彼の役どころを少しだけ明かしてくれている。

「(『インフィニティ・ウォー』)で、ジョシュ・ブローリン、あと3人の俳優たちと仕事をしてるんだ。僕が演じるのは、ジョシュの右腕となる悪いヤツだよ。名前は言えないよ、マーベルに首を切られちゃうからさ」

IMDbのテリー氏のページには、『インフィニティ・ウォー』で彼が演じる役は“Cul Obsidian / Groot”(※注:原文そのまま)だと記されている。おそらくテリー氏はグルートのモーション・アクターも担当しているのだろうが、読者の皆さんは前者の“Cul Obsidian”をご存知だろうか?

「ブラック・オーダー」、撮影現場に現る

“Cull Obsidian(カル・オブシディアン)”とは、コミック地球を襲撃したサノスの部下たち「ブラック・オーダー」の別名である。メンバーはコーヴァス・グレイブ、プロキシマ・ミッドナイト、ブラック・ドワーフ、スーパージャイアント、エボニー・マウの5名だ。テリー氏の発言から察するに、『インフィニティ・ウォー』でサノスと行動するキャラクターは4人のようなので、数が合わないところが気になるが……。

今回、『インフィニティ・ウォー』の撮影現場から、この「ブラック・オーダー」のメンバーであるコーヴァス・グレイブと思われるキャラクターの撮影風景が流出している。

注目すべきはその武器で、これはコミックでコーヴァスが持っているものと非常によく似ている。演じている人物がテリー氏がどうかは今ひとつ判断できないが、「ブラック・オーダー」が(少なくともコーヴァスが)映画に登場することはほとんど確定といってもよさそうだ。

一つだけ気にかかるのは、「ブラック・オーダー」はコミック『ニュー・アベンジャーズ Vol.3』#8(2013年刊行)で初登場したチームであり、『インフィニティ・ウォー』のストーリーが下敷きにしているらしい『インフィニティ・ガントレット』(1991年刊行)には登場していないことだ。『インフィニティ・ガントレット』には、サノスの右腕としてメフィストというキャラクターが登場しており、こちらも映画への登場が待ち望まれているヴィランである。映画ではコミックの設定がどのようにアレンジされるのか、そしてメフィストは登場するのか……。きっと、多くのファンが気にしている話題に違いない。

ちなみに、秘密主義が徹底されているという『インフィニティ・ウォー』だが、パパラッチによって、すでに撮影現場の映像がいくつか流出している。ヴィジョン(ポール・ベタニー)の撮影風景と、もうひとつは女性スタントマンのものだ。これはブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)だろうか?

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年5月4日に米国公開予定

Sources: http://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/kong-skull-island-kong-actor-sequel-plans-andy-serkis-blessing-982044
http://www.imdb.com/name/nm1024953/
http://www.cosmicbooknews.com/avengers-infinity-war-set-video-reveals-corvus-glaive
http://www.cosmicbooknews.com/avengers-infinity-war-mephisto-or-black-order-may-have-been-cast
Eyecatch Image: http://www.comicsdune.com/2003/09/thanos-comics.html
© Marvel.

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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