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『イップ・マン外伝 マスターZ』マックス・チャン&ユエン・ウーピン監督、香港から日本のファンに向け語る

2019年3月9日より公開となる映画『イップ・マン外伝 マスターZ』は、カンフー・アクションの巨匠であるユエン・ウーピンの最新監督作。イップ・マンとの闘いに敗れ、一度は詠春拳を捨てた男が今、再び正義のために拳を握る。この度、本作のスペシャル予告編映像が公開となった。

主人公、チョン・ティンチを演じるのは、人気・実力ともにアジアアクション界のトップに登りつめたマックス・チャンだ。ユエン・ウーピン監督とは長年の“師弟関係”にもある二人が、日本のファンに向けて香港でインタビューに応じた。(2018年12月16日 インタビュアー斉藤博昭)

マックス・チャン、師匠ウーピン監督と研究続けた

イップ・マン外伝 マスターZ
© 2018 Mandarin Motion Pictures Limited All Rights Reserved

──2015年の『イップ・マン 継承』で演じたチョン・ティンチ役が、今作では主人公になりましたね。

チョン・ティンチというキャラクターが多くの人に愛されたからだと思います。その役で再び映画に呼ばれたことは、この上なく光栄なこと。前回のティンチに比べて、今回は息子や友人との人間ドラマ、戦う敵との関係など多面的なストーリーが展開するので、ティンチの性格や生き方を表現できたと思います。

──「戦う敵」として、国際的キャストが集まりました。彼らの印象を聞かせてください。あなたは『グリーン・デスティニー』で、その中の一人、ミシェル・ヨーのスタントダブルも務めています。

トニー・ジャーとは2回目の共演なので、アクション場面でのお互いの呼吸が分かっていました。だから遠慮なく自分の技で応酬できました。ミシェル・ヨーは久しぶりにカンフー・アクションに戻ってきてくれて感謝の気持ちしかない。現場での彼女は前向きで精力的でした。いちばん大変だったのは、デイヴ・バウティスタとの戦いで、肉体のサイズが違うし、何度も投げられてバーのカウンターやテーブルに激しくぶつけられましたね。

──ユエン・ウーピン監督の現場ということで、何か特別なことは?

これまでのウーピン監督との仕事で、僕の役割はメインではありませんでした。でも今回は最初から最後まで戦いの見せ場があって満足です。自分の出番がなくても現場に立ち会い、ウーピン監督と一緒にアクションのアイデアを考え、研究を続けましたよ。ただ撮影中は主役としてプレッシャーも大きかった。完成したときの観客の反応が気になって仕方なかったです。

──あなたの子供時代のヒーローは?

少年時代に『少林寺』を観て、ジェット・リーに憧れました。でも別の映画を観ると、そのヒーローが好きになるなど目移りしていたのも事実です。

イップ・マン外伝 マスターZ
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ユエン・ウーピン監督、マックス・チャンの武術は「他とは違う」

イップ・マン外伝 マスターZ
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─チョン・ティンチが主人公の映画を作ることは、『イップ・マン 継承』の際に想定していたのですか?

いや、そういうわけではないんです。『イップ・マン 継承』が完成して、みんなで観ていたときに、どこからともなく『チョン・ティンチでもう一本、映画ができるんじゃないか』という声が出たんです。詠春拳を捨てたティンチの運命は劇的にもなるし、彼には正義の面と屈折した面があるので、主人公のキャラクターにふさわしいんです。

──マックス・チャンはあなたの下でキャリアを積んできました。他のアクションスターとの違いは何でしょう。

『グリーン・デスティニー』でミシェル・ヨーやチャン・ツィイーのスタントを任せた頃から、マックスのアクションは美しく魅力的でした。その後、中国のTVドラマに出演していた時代も私は彼の活動を見守り、演技の成長を確認していたんです。マックスには、ジャッキー・チェン、ジェット・リー、ドニー・イェンとも違う、アクションスターの個性がある。カンフーの動きは細かい部分まで超一流。しかも現代的で自分のスタイルがあるんですよ。

──チョン・ティンチには、さまざまな状況でアクションの見せ場があります。最も大変だったシーンは?

高さ20メートルくらいの位置に取り付けた看板でのシーンですね。チョン・ティンチと敵が看板から看板へ跳び移るなど、本当に危険な動きがいっぱいありましたからね。

──イップ・マンは、あなたにとってどんな存在でしたか?

子供時代は知らなかったけど、20代になっていろいろな映画を観て、イップ・マンや詠春拳の思想を知りました。香港の人にとって詠春拳のイメージは表面的なので、こうして映画で詠春拳の深い部分や、イップ・マンへの尊敬の念を伝えたいと思っています。

イップ・マン外伝 マスターZ
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映画『イップ・マン外伝 マスターZ』は、2019年3月9日(土)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

『イップ・マン外伝 マスターZ』公式サイト:http://www.ipman-masterz.com/

Writer

THE RIVER編集部
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