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『アイアンマン』人工知能フライデー役、『アベンジャーズ/エンドゲーム』感動の終盤シーンで受けていた指示が切なすぎる

アベンジャーズ/エンドゲーム
ⒸMarvel Studios 2019

マーベル・ヒーローが集結した最強チーム「アベンジャーズ」の中心人物として牽引してきたロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマン/トニー・スタークを近くで支えてきたのは、妻のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)やキャプテン・アメリカらチームの仲間だけではない。トニーが戦闘時において最も厚い信頼を置いていたであろう人工知能フライデーもその1人だ。

アイアンマンにとっての完結編『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までの計5作品で務めを全うしてきたフライデー。演じたケリー・コンドンによれば『エンドゲーム』終盤、アイアンマンを巡る感動のシーンで、とある要求を製作陣から受けていたのだとか…。

この記事では『アベンジャーズ/エンドゲーム』の内容に言及しています。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でフライデーが初登場したのは、2015年公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』。アイアンマンの初代人工知能ジャーヴィスが人造人間ヴィジョンへと生まれ変わったことをきっかけに、トニーが予め開発していた人工知能フライデーが2代目として共に前線に出ることとなった。

『エンドゲーム』公開から1年半以上経過した2020年11月下旬、米Colliderのインタビューに出演したコンドンは、アベンジャーズとサノス軍の間で繰り広げられた最終決戦での収録時を改めて回顧。もう少し具体的に言えば、サノスがはめたガントレットからインフィニティ・ストーンを奪取し、それを身に付けた状態で指を鳴らしたアイアンマンに起きたその後のシーンのレコーディング時の心境について言及した。

「最後の戦いで、彼(トニー)が力尽きた時なんかは…“なんてことなの”って感じでした。“でも、まだ望みはあるでしょ?まだ完全に死んだわけじゃないんだから”って。」

この激闘でトニーを待つ結末を知った当時のコンドンが見せた、リアルなリアクションが伝わってくる。実はこの時、コンドンは製作陣から「あなたがこれまでに言った最も悲しいことだと思って(セリフを)言ってください」と指示を受けていたのだという。これに対して、「“そんなの全然難しいことじゃない。これで全て終わりなんだ”って思いました」と当時のリアクションそのままにインタビューで熱く語った。

これまで数々の戦いにおいて、的確な分析や監視活動でトニーをサポートしてきたフライデーが『エンドゲーム』で最後に放ったのは、トニーの容態を伝えた「生命危機状態」という一言。製作陣からの指示通り、悲しみに満ちたその声は非常に弱々しく感じられる。今後も続くMCUでのフライデーの再登場は定かでないが、その存在は常にトニーと共にあるものなのかもしれない。

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Source: Collider

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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