『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はシリーズ最終作?「『トム・クルーズ』と『ファイナル』は矛盾する」とヘイリー・アトウェル

トム・クルーズの主演最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はシリーズ集大成と言われており、副題には“ファイナル”とまでついている。公開された予告編にも何やら悲壮感めいた空気が漂っており、これでシリーズ完結か?と勘繰りたくもなるだろう。
前作『デッドレコニング』(2023)でグレース役としてシリーズ初参加を果たしたヘイリー・アトウェルよれば、今作で最後になるかどうかはまだ不明であるようだ。今作は『ファイナル・レコニング』と呼ばれていますけど……」と、アトウェルは英The Guardianで私見を述べる。「『トム・クルーズ』と『ファイナル』は矛盾する。だから、もしも彼が“待てよ、多分……”とか言い出しても、私は驚きません。でも、彼は今とてもたくさんの企画を持っているから、『ミッション』新作がそれにどうフィットするのかはわかりませんね」。

トム・クルーズは不滅のスターであり、彼がハリウッドに存在を続ける限り、きっと『ミッション:インポッシブル』は終わらない。一方で、シリーズの主役は彼が演じたイーサン・ハントから次世代キャラクターへ継承される可能性も囁かれており、その候補はジェレミー・レナーが演じたブラントになるとも、お気に入りの後輩グレン・パウエルになるとも言われている。
そんな本シリーズは、トム・クルーズにとって幼少期からの夢を叶えるような映画である。『デッドレコニング』では、バイクに乗って崖から大ジャンプの危険スタントもこなした。当時クルーズは、小さい頃に自転車に乗れるようになるとすぐに台を組み立てジャンプして遊んでいたと語っており、「何も変わっていない」と笑っていた。

そんなクルーズについて、アトウェルもこう紹介している。「トムが言うんです。“5歳の頃からずっと、バイクで崖からジャンプしたかったんだよね”と。それで、彼は夢を叶えているんです」。

試写参加者が「心臓発作を起こしそうになった」と語る『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日、日米同時公開。
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Source:The Guardian