オスカー・アイザック、ムーンナイトの再登場を示唆 ─ 「終わりじゃないと聞いている」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ムーンナイト」(2022)に主演したオスカー・アイザックが、自身の再登場をふたたび示唆した。
米Popverseによると、2022年10月6日~9日に開催されたニューヨーク・コミコンに登場したアイザックは、「ムーンナイト」シーズン2の可能性を問われると、「シーズン2を期待されているんですか?」と反応し、言葉少なくも「ムーンナイトというシステムは終わりじゃないと聞いています。それだけは言えます」と答えた。
アイザックがムーンナイトの再登場、あるいは「ムーンナイト」シーズン2の存在を示唆するのは今回が初めてではない。2022年8月、アイザックはシリーズを手がけたモハメド・ディアブ監督の娘のTikTokに登場。「シーズン2は作られますか?」との質問に「ほかにカイロにいる理由がある?」と答えたのである。シーズン1ではエジプト・カイロが舞台のひとつとなったため、なんらかの準備が行われているとの推測がなされていた。
もっとも、「ムーンナイト」は1シーズンかぎりのリミテッドシリーズとして計画されていたもので、ムーンナイトが再登場するにせよ、それが自身の単独シリーズになるとは限らない。たしかに同作はMCUでも異色の一作だったが、次の出番が別のキャラクターの作品となることも大いにありうるのだ。
ちなみに2022年7月、「ムーンナイト」の脚本を執筆したジェレミー・スレイターは、今後について「何もわからない」と述べ、マーベル側とも話し合いをしていないことを明かしていた。いわく「すべての決定はケヴィン・ファイギが握っていると思います。[中略]もちろんオスカー・アイザック次第でもあります」。ただし、同シリーズは解決されていない謎を残したまま幕を閉じたのも事実。シーズンの完結後、スレイターは「誰が次の物語を書くにせよ、この男の物語はまだ終わっていません」と断言していたのである。
Source: Popverse, The Direct, Inverse