『ハリー・ポッター』ルシウス・マルフォイ役、ドラマ版新キャストを歓迎「この蛇のついたバトンを渡す」

映画『ハリー・ポッター』シリーズでルシウス・マルフォイ役を演じたジェイソン・アイザックスが、HBO製作のドラマ版「ハリー・ポッター」でルシウス役を演じる俳優に温かいリアクションを贈っている。

2025年6月10日、HBOはドラマ版「ハリー・ポッター」の新たなキャスティングを発表。ドラコ・マルフォイ役のロックス・プラットのほか、父ルシウス役にジョニー・フリンが起用されたことが明らかになった。報道を受け、アイザックスは自身のXアカウントでメッセージを投稿している。
「素晴らしい俳優で、魅力的な人物。そして厄介なことに、才能あふれるミュージシャンでもある。この蛇のついたバトンを渡すのに、彼以上の人はいなかった。ただお願いだから、彼に歌わせないで……」
A fantastic actor, a lovely man and, irritatingly, a rather brilliant musician too. Couldn’t have handed the snake-topped baton on to anyone better. Just please don’t make him sing…#HarryPotter #JohnnyFlynn#KillTheElfEarly https://t.co/SOERv7Jmqq
— Jason Isaacs (@jasonsfolly) June 9, 2025
J.K.ローリング著の原作『ハリー・ポッター』シリーズに登場するルシウス・マルフォイは、ハリーのライバルであるドラコの父親であり、死喰い人という裏の顔も持つ冷酷な魔法使い。映画版ではアイザックスが威厳と、冷徹さ、脆さを併せ持つ複雑な人物像を見事に体現した。
ドラマ版でルシウス役を演じたフリンは、近作にアンソニー・ホプキンス主演『ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命』(2024)や、Netflixシリーズ「リプリー」(2024)などがある。アイザックスも触れているように、シンガーソングライターとしても複数のアルバムをリリースしており、『EMMA エマ』ではテーマソングを担当した。「歌わせないで」というのは、あくまでも“ルシウス役として”の話だろう。
ちなみにアイザックスといえば、映画版で息子のドラコ役を演じたトム・フェルトンが舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で同じ役柄を再演するニュースにも「息子のことが待ちきれない。最前列で涙をこらえているのが僕だよ」と歓喜のコメントを寄せていた。今もなお、キャラクターや共演者、作品への深い想いがうかがえる。
▼ 『ハリー・ポッター』の記事

マルフォイ役トム・フェルトン、『ハリー・ポッターと呪いの子』チケット売上を爆上げ さすがです 
今、オーディブル版『ハリー・ポッター』が世界で熱い ─ 「東京コミコン2025」ブースで魔法の世界に没入できる グローバルで話題沸騰中 
「ハリー・ポッター」ドラマ版、「これぞ原作の映像化だ」と製作者が自信 ─ 「最高の布陣、観てもらえるのが楽しみです」 撮影快調 
新ハリー・ポッター、ダニエル・ラドクリフ先輩からの手紙は電車の中で読んで大興奮 ─ お返事も書いた いい関係です 
『ハリー・ポッター』嘆きのマートル、37歳時点で14歳役を演じた ─ 「こんなの馬鹿げてる」と思いつつオーディション参加、数ヶ月後にまさかの合格 女子高生姿でオーディションに




























