『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』少年テディ役、『スパイダーマン』でマイルス役を演じるのが夢

大ヒット冒険アクション映画シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で少年テディ役を演じた新進俳優イーサン・イシドールは、今後マーベルの『スパイダーマン』映画でマイルス・モラレス役を演じるのが目標のようだ。
イシドール演じるテディは、インディ・ジョーンズの名づけ子ヘレナ・ショウ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)の相棒で、モロッコに暮らす少年。ヘレナと組んで闇オークションを仕切っているテディはスリの名人で、飛行機で空を飛ぶことを夢見ているキャラクター。映画の大半で、インディとヘレナと行動を共にしている。
フランス出身のイシドールは、これまでにNetflixのフランス発ドラマ「呪われた宿命」(2019‐2021)など4作品に出演したのみ。初となる英語作品『運命のダイヤル』に大抜擢された過程を、米The Hollywood Reporterに語った。「学校から帰宅したら母に、キャスティング・ディレクターから僕のエージェントに電話があって、“すごく有名な冒険シリーズのオーディションを受けてほしい”と伝えられたと言われたんです。(オーディションの)場所はパリだったから行ったんですが、自分が選ばれるとは思いませんでしたよ。」
そう回顧したイシドールは、控え室に20人ぐらいの子どもたちがいるのを見て、自分にチャンスはない思ったのだそう。しかし、2週間後にジェームズ・マンゴールド監督に会ってほしいとの連絡を受け、監督から「演技が気に入った」と伝えられたイシドールは、その2日後に合格が決まったと明かしている。
今後の飛躍が期待されるイシドールは、人気ドラマ「ウォーキング・デッド」(2010‐2022)の主要キャラクター、ダリル・ディクソン(ノーマン・リーダス)を主人公に描くスピンオフドラマ「The Walking Dead: Daryl Dixon(原題)」にもキャスティングされている。すでに出演シーンは撮影済みなのだとか。
「至る所でゾンビを目にして、すごく楽しかったです」とコメントしたイシドールは、他に出演したい作品として『スパイダーマン』を挙げている。「僕の部屋には、スパイダーマンのコミックブックがたくさんあるんです。マイルス・モラレス(ソニー・ピクチャーズのアニメ映画『スパイダーバース』シリーズの主役)を演じてみたいですね」と夢を語った。マイルスは近く実写化される予定というから、チャンスもあるかも?
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は公開中。
▼ 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の記事
ハリソン・フォード、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』不振は「仕方ない」 ─ 「私は今でも嬉しく思う」 「まだ物語があると信じていた」 不振『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』監督、「物事には終わりがあることを観客に受け入れてほしかった」と無念振り返る 「楽しかったけど辛かった」 『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』200億円超の損失か ─ 支出額が判明、ポストプロダクションで費用ふくらむ 今後の予定も未定 2024年ラジー賞、『プー あくまのくまさん』が最多受賞 ─ 「1作目は素晴らしくなかった」と続編の脚本家 俳優部門もチェック 2024年アカデミー賞 受賞結果(第96回) ─ 作品賞『オッペンハイマー』最多7部門 速報でお伝えします
Source:The Hollywood Reporter