『ゲーム・オブ・スローンズ』ピーター・ディンクレイジの役柄は?『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』監督がヒントを発言

2018年3月、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の米国版ポスターが公開された際、思わぬ発表に唸った映画&ドラマファンは少なくなかったのではないだろうか。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)のティリオン・ラニスター役、映画『X-MEN: フューチャー&パスト』(2014)や『ピクセル』(2015)、『スリー・ビルボード』(2017)への出演で知られる俳優ピーター・ディンクレイジの出演が正式に判明したのである。2017年1月に出演交渉の情報は出ていたものの、その後の状況はわからないままだった。
しかし、そうそうたるメンバーが揃う『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、初登場にしてポスターに名前が載るとは、ディンクレイジは一体どんな役柄を演じているだろう? そもそも素顔で登場するのか、それともモーション・キャプチャーなどCGに置き換えられて登場するのか……。
この疑問について、英Joe.ieはアンソニー&ジョー・ルッソ監督に直接質問している。「(登場した時)観客はピーター・ディンクレイジだとわかりますか?」という問いかけに対して、ジョー監督は言葉を選びつつこう述べた。
「そうですね。一瞬わからないかもしれないですけど、確かに彼だと気づきますよ。」
アンソニー監督は「言えるのはこれだけですね」と笑顔で述べ、これ以上のコメントを避けている。すなわちディンクレイジは、いかにもわかりやすい姿で登場するわけではないということだろうか。全身デフォルメされたCGのキャラクターというわけではなさそうだが、なにかしら特殊な仕掛けが用意されているのは間違いないだろう。いずれにせよ、彼の出番がすぐにわかるとなれば、ファンも安心してよさそうだ。
2017年1月時点で、海外のファンが予想していた役柄はウォッチャーとピップ・ザ・トロールだった。しかし、ウォッチャーは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)でCGキャラクターとして登場。原案となっているコミック『インフィニティ・ガントレット』(小学館集英社プロダクション刊)でピップ・ザ・トロールは印象的に登場するが、映画にも登場するとは限らない。確かなのは、数多のキャラクターが結集する本作において、おそらく一定の存在感を示す役柄であろうということだけだ……。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。この超大作にディンクレイジが登場すること、それだけで楽しみが増えたという観客もきっといるに違いない(筆者がその一人である)。
Source: Joe.ie
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore