ジャック・ブラック、引退を宣言 ─ 『ジュマンジ/ネクスト・レベル』公開控え「映画はあと1本にするかも」

『スクール・オブ・ロック』(2003)や『ジュマンジ:ウェルカム・トゥ・ジャングル』(2017)、新作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(2019年12月13日公開)などの俳優ジャック・ブラックが、遠からず引退する意向を明らかにした。
Balanceのインタビューにて、ジャックは「映画はもうあと1本にするかもしれません」と発言。現在の考えを語っている。
「僕は早々に引退することを楽しんでいるんです。そんなに早くはないんですけどね、50歳だし。長い間、“これを最後の映画にする”と言ってきているので、どうかな、という感じですが。時期が早すぎるので、次をどうするかは言えません。良くないことになっちゃうから。いくつか決まっている予定はありますが、そんなに多くはなくて、もうすぐ終わらせることを楽しみにしているんですよ。大団円ですね。」
ジャックが引退を決めた大きな理由は、家族と一緒に過ごしたいという思いがあったため。「家族から離れている時間が長すぎる」として、今後は自分の生活圏内で「テレビに出るかもしれません。9時から5時まで働いて、家に帰るんですよ」とも話している。
「僕は5年間の大きな計画を立てるようなタイプではなくて、将来をすごくきっちりと見据えてはいないんです。毎日を大切にしているタイプですね。なので、もしも何か良いお話があったら…うん、たとえば(クエンティン・)タランティーノから話が来たら、それは出ますよ! タランティーノも引退作の話をするのが好きですよね。(監督するのは)もうあと1本だけだと言ってる。『スター・トレック』かもしれないし、そうじゃないかもしれないけど。もしかしたらタランティーノを連れてきて、“僕は99本出たんだぜ、もう1本出るよ、最高のラストにしよう”って言うかも。」
もちろん、タランティーノにまつわる話題はジャックなりのジョークである。「クエンティン・タランティーノの最後の映画に出て、僕もタランティーノも大団円ですよ」と述べつつ、「タランティーノがオファーが来てるわけじゃないですよ」と事実を確かにしておくことも忘れなかった。
これまで『スクール・オブ・ロック』(2003)や『キング・コング』(2005)、『カンフー・パンダ』シリーズの声優など、あまたの作品に出演してきたジャックは、カイル・ガスと結成しているバンド「テネイシャスD」のメンバーでもある。引退を宣言する中で、ジャックは「テネイシャスDの新作も作りたいと思ってます」と発言。コンサートを実施し、その様子をIMAXで撮影することを計画しているとも述べているが、これは本気なのか、はたまたジョークなのか…?
ジャック・ブラック出演最新作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』は2019年12月13日(金)日米同時公開。
Source: Balance