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やはり“ボーン”シリーズはこうでなくては!最強の主演&監督コンビが復活『ジェイソン・ボーン』レビュー

ジェイソン・ボーン レビュー

マット・デイモン主演、ダグ・ライマン監督の『ボーン・アイデンティティー』(2002年)を皮切りに、ポール・グリーングラス監督が引き継いだ『ボーン・スプレマシー』(2004年)、『ボーン・アルティメイタム』(2007年)、ジェイミー・レナー主演、トニー・ギルロイ監督の姉妹編『ボーン・レガシー』と“ボーン”シリーズは世界中で人気を博した。

そして、『ボーン・アルティメイタム』から9年の時を経て、デイモン主演&グリーングラス監督というまさに最強のコンビが復活したのがジェイソン・ボーンだ。

デイモン演じるボーンがCIAの監視下から姿を消して数年後、彼の元同僚であるジュリア・スタイルズ演じるニッキーがCIAのサーバーをハッキングし、ある最高機密を入手する。そのファイルにはボーンの父親が“レッドストーン計画”に関わっていたことが記されていた。
ギリシャに潜伏中のボーンがニッキーからその事実を知らされる。ふたりの不穏な動きを察知したトミー・リー・ジョーンズ演じるCIA長官のデューイが凄腕の殺し屋を差し向けるが、アリシア・ヴィキャンダー演じる野心家の女性エージェント・リーがボーンに協力し、彼をCIAに引き戻そうと試みる……、というのがストーリーの流れだ。

グリーングラス監督はドキュメンタリータッチの演出を得意としている。手持ちカメラと速いカッティング技術を駆使して、独特の臨場感とスピード感を作り上げ、観る者をハラハラさせる。さらに、この映画の魅力は実際に生身の人間が演じるスタントが重視され、格闘シーンではスタントを使わずにアクションに挑んだデイモンが前作以上のキレ味鋭いアクションで魅せる。
そして、デイモン演じるボーンに協力するリーを演じたヴィキャンダーの凛とした美しさには目を奪われ、野心家という顔を見せる終幕の展開にも思わずニヤリとさせられる。ボーンを追いつめる長官役を演じるジョーンズの憎々しさなど、役者同士の演技対決にワクワクし、クライマックスで展開されるガチのカーアクションの迫力には思わずビックリさせられるはずだ。

これだけのアクションてんこ盛りで楽しませてくれる“ボーン”シリーズはやはりこうでなくてはと、思わず納得してしまう快作だ。

Writer

小原 雅志
masashiobara小原 雅志

小学館のテレビ雑誌『テレパル』の映画担当を経て映画・海外ドラマライターに。小さなころから映画好き。素晴らしい映画との出会いを求めて、マスコミ試写に足しげく通い、海外ドラマ(アメリカ、韓国ほか)も主にCSやBS放送で数多くチェックしています。

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