「スーパーナチュラル」ジェンセン・アクレス、『デッドプール』映画版の主演候補だった

人気ドラマ「スーパーナチュラル」(2005-2020)のディーン・ウィンチェスター役で知られるジェンセン・アクレスが、マーベル映画『デッドプール』のデッドプール/ウェイド・ウィルソン役の候補に挙がっていたことを明かした。米CBRが伝えている。
米アリゾナ州で開催された「スーパーナチュラル」の公式コンベンションに登場したアクレスは、かつて『デッドプール』への出演に向けて、きちんと話し合いに入っていたことを語っている。ところが、スケジュールの都合から実現には至らなかったという。
「僕の予定が空いていなかったので、そこで動きが止まってしまいました。もしも出演できていたら、スタジオやらプロデューサーやら、いろいろなハードルを超えなくてはいけなかったでしょう。本当に素晴らしいチャンスだったし、(『デッドプール』は)大好きな映画です。」
その後、デッドプール役はご存知ライアン・レイノルズが射止めた。アクレスは大きなチャンスを逃したと言えるが、あまり悔いはなさそうだ。「元カノが参加していたから気まずかっただろうし、結果的には良かったのだと思います」と述べているが、その“元カノ”が誰なのかは明かされていない。
『デッドプール』シリーズは現在3作目が準備中で、いよいよマーベル・シネマティック・ユニバースへの仲間入りを果たす。アクレスは、ライアン・レイノルズをはじめとするキャストについて「全員が素晴らしかった」と称賛。「もし僕が出演していたら、おそらく多くの人に迷惑をかけていたでしょう。出られなくて良かったんですよ」と口にしつつ、「実現していたら良いものになっていたと思う」と冗談まじりに語った。
ちなみに、デッドプール役は叶わなかったものの、アクレスは『デッドプール』にも匹敵する異色のスーパーヒーロー・シリーズ「ザ・ボーイズ」(2019-)に出演中。伝説のヒーロー‟ソルジャー・ボーイ”として、シーズン3で初登場を果たした。「スーパーナチュラル」のスピンオフドラマ「ウィンチェスターズ」(2022-)ではナレーターとして出演するほか、製作総指揮も務めている。
Source: CBR