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『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット新映像初公開 ─ ワンダーウーマンがダークサイド見つける

ジャスティス・リーグ スナイダーカット 新映像
https://twitter.com/ZackSnyder/status/1273646510542974981

ファン悲願の『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットより、初の映像が公開された。劇場公開版(2017)には存在しなかった未公開映像だ。ザック・スナイダー監督のSNSで観ることが出来る。

映像は、松明(たいまつ)を手にしたワンダーウーマン/ダイアナ(ガル・ガドット)が、暗闇からダークサイドの壁画を見つけ出すもの。聞こえる声は、ジェシー・アイゼンバーグが演じたレックス・ルーサーのものだ。「既に鐘は鳴った。彼らも聴いたはずだ。星々の闇の中で。ディン・ドン。神は死んだ。

これは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)ラストシーンのセリフ。収監されたレックスの元にバットマンが現れ、「何をしようと どこへ行こうと お前を見張っているぞ」と迫ると、レックスは力なくこのセリフを言うのだ。『バットマン vs スーパーマン』でレックスはこの後、「鐘はもっと鳴るぞ!奴は飢えている。我々を見つけ出す。奴がやって来るぞ!」と叫び、狂ったように「ディンディンディンディンディン…」と繰り返していた。ここでレックスが恐れていた「奴」、つまりダークサイドがついに到来するというわけである。

ダークサイドは、宇宙の全てを支配し、全生命を奴隷とすることを目論むヴィランで、DCユニバース最凶と恐れられる存在。『バットマン vs スーパーマン』でこうした伏線が張られていた一方で『ジャスティス・リーグ』劇場版には登場しなかったため、ファンはまだダークサイドの脅威を実写映画で目にしていない。

バットマンやスーパーマンらDCのコミックスのスーパーヒーローが集結した映画『ジャスティス・リーグ』は、途中降板したザック・スナイダー監督が構想していたバージョン「スナイダー・カット」を求めるファン活動が高まりを見せた。これを受けて、ワーナー・ブラザースはアメリカの映像配信サービスHBO Maxにて2021年中の公開を約束した。

新情報は、「DCユニバース史上最大のお祭り」と称される初のオンラインイベント「DCファンドーム(DC Fan  Dome)」でも明かされるものと見られる。監督のザック・スナイダーもこのイベントに登場予定だ。このイベントは24時間連続配信されるもので、日本時間では2020年8月23日(日)午前2時より。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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