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『ジョン・ウィック』大作ゲーム化企画が進行中

ジョン・ウィック:パラベラム
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キアヌ・リーブス主演、大人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの大作ゲーム化が検討されていることがわかった。配給・製作を務める、米ライオンズゲートのジョン・フェルテイマーCEOが投資家向けの報告会にて語った。

スタイリッシュなビジュアルと、ハードなアクションの融合で世界的人気を得ている『ジョン・ウィック』シリーズは、2014年の第1作を皮切りに、2017年には続編『ジョン・ウィック:チャプター2』、2019年には第3作『ジョン・ウィック:パラベラム』が製作された。現在は2023年3月に『ジョン・ウィック:チャプター4(仮題)』の米国公開を控えているほか、前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題)」なども待機中だ。

もっともライオンズゲートは、このシリーズを映画・ドラマにとどまらず、さらに拡大していく構えだ。米IndieWireによると、フェルテイマーCEOは報告会にて「軽はずみなことは言いたくありませんが、『ジョン・ウィック』から大作AAAゲームを作れると私たちは信じています」と話したという。「現在は企画を検討しているところで、実現に向けて進めたいと考えています。しかし、現時点でこれ以上言えることはありません」。

フェルテイマーCEOの口ぶりから察するに、『ジョン・ウィック』のゲーム化は企画の初期段階にあると考えられる。言及されている“AAAタイトル”とは、開発側が一定以上の予算や期間、リソースを投入するゲームのこと。映画さながらにジョン・ウィックさんのアクションを楽しむことができるなら、おそらくは相当の注目を集めることになるだろう。

なお『ジョン・ウィック』のゲーム化企画は今回が初めてではなく、2020年にはアクション・ストラテジーゲーム『John Wick Hex(原題)』がPC・PS4・Xbox One・Switchにてリリースされた(日本語非対応)。映画からシャロン役のランス・レディック、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが続投し、作品としても好評を得たが、同作はインディペンデント・タイトルであり、ライオンズゲートが今回目指しているAAAタイトルとは異なるものだ。

Source: IndieWire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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