ライアン・ジョンソン監督「僕はスター・ウォーズのファンが大好き」「だからこそ、またやりたい」

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督は、あらゆる場で『スター・ウォーズ』に対する好感の姿勢を崩していない。同作をめぐっては一部ファンによる激しいバッシングにも遭ったが、それでもジョンソン監督は『スター・ウォーズ』のファンを愛しているという。米Insiderにて語っている。
かねてよりジョンソン監督は、ルーカスフィルムの元で『スター・ウォーズ』の新たなる3部作の製作や監督を任せられている。しかし、Netflixにて監督のオリジナル作『ナイブズ・アウト』のシリーズ化が決まったことにより、今後しばらくはダニエル・クレイグ主演の評判ミステリーシリーズに集中する予定。これまで監督は、「スケジュール次第」で『スター・ウォーズ』に戻りたいとの意向を明らかにしていた。
とは言え実際のところ、『ナイブズ・アウト』の3作目も製作せねばならないことを考えれば、『スター・ウォーズ』は当分先の話になる。もしも企画がなくなってしまったら、「僕は悲しい」とジョンソン。「僕はあの世界が大好きだし、そこにいる人たちも大好き。『スター・ウォーズ』のファンが大好きなんです」と余裕あるコメントを続けている。
「彼らの『スター・ウォーズ』愛が大好き。この世界で物語を語り、皆さんがそれに心から共感してくれて、それを伝えてくれる経験は何にも代えがたい。素晴らしいことです。だからこそ、またやりたいと願っています。」
ジョンソンは以前のインタビューで、『最後のジェダイ』への批判があったことで「僕がイライラするのは、僕がネガティブな経験をしたとか、何かトラウマになったんじゃないかとか、そういう風に思われることです。現実は、舞台裏であっても、ここ数年間は全く楽しい経験ばかりでした」とも語っていた。同作公開から5年が経つが、今では「より誇らしく思うようになりました」と胸を張っている。
ライアン・ジョンソン監督の最新作『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』は、2022年12月23日(金)よりNetflix独占配信。
Source:Insider