『ジョーカー』続編が撮影開始、ヒゲを剃られるアーサーのファーストルック公開

DC映画『ジョーカー』(2019)の続編『Joker: Folie à deux(原題)』の撮影が開始されたようだ。その初日のファーストルックも公開されている。
続編映画は、ゴッサム・シティの精神病院「アーカム・アサイラム」を舞台とするストーリーで、ミュージカル要素が含まれる予定だ。前作に続き、監督で続投するトッド・フィリップス監督が自身のInstagramを更新。投稿されたファーストルックは、主人公ジョーカー/アーサー・フレック役を再演するホアキン・フェニックスが生気のない眼差しで宙を見つめ、アーカムの職員らしき人物に髭を剃られている姿が収められている。
前作に続き、アーサー役のフェニックスは肋骨が浮き出て瘦せ細った体型を見せている。フィリップス監督は、「撮影初日、僕たちの子#ジョーカー」とシンプルなコメントを添えている。
この投稿をInstagramで見る
続編のタイトルにある”Folie à deux”はフランス語で、ある者の妄想が別人に感染し、複数人で同じ妄想を共有する「感応精神病」の意。この言葉が意味するところが、どのようにストーリーに絡められるかが鍵となりそうだ。
続編にはフェニックスのほか、前作でアーサーの隣人・ソフィー役を演じたザジー・ビーツも続投。ハーレイ・クイン役を演じるとみられるレディー・ガガ、アーカム・アサイラムの患者役で『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランドのほか、『ハリー・ポッター』マッドアイ・ムーディ役の名優ブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナー、「インダストリー」(2020-)のロバート・スピーリングが新キャストとして参加。フィリップス監督が、前作でタッグを組んだスコット・シルヴァーと共同脚本も兼任する。
映画『Joker: Folie à deux(原題)』は2024年10月4日の米国公開予定。
▼ 『joker-folie-a-deux』の記事
Source:@Todd Phillips