『アントマン&ワスプ:クアントマニア』カーン役、ロバート・ダウニー・Jr.のMCU復帰希望 ─ 『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』を控えて

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、今後のマルチバース・サーガを牽引する大型ヴィラン・征服者カーンが初登場する。その名を冠した『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』まで繋がる、“カーンの物語”が幕を開けるのだ。
その旅路の始まりにあたり、豪Lifehackerは、カーン役のジョナサン・メジャースに「共演してみたいアベンジャーズは?」との質問を投げかけている。ジョナサンが答えたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でMCUを卒業した、アイアンマン/トニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jr.だった。
「思い浮かぶのはロバート・ダウニー・Jr.です。もちろん彼が卒業したのは知っていますが、彼はオリジナルの(アベンジャーズの)一員だし、僕自身も俳優としてのロバートの大ファンだから。彼がアイアンマン役で成し遂げたことは、文化全体に大きなものをもたらしたと思います。[中略]彼が魅力的なアーティストだからこそ、アイアンマンも魅力的。彼の演じたアイアンマンは、非常にクリアな世界観と、アベンジャーズのエネルギーを象徴しているんです。」
そしてジョナサンは、自身の演じるカーンについて「(アイアンマンとは)別の時代を象徴するキャラクター。だから、ふたりが出会い、言葉を交わしたら本当に面白くなると思います」と語った。ひとりの俳優としても、「(ロバートと)お互いの哲学や演技、役柄がどう調和するのかを見てみたい」という。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』から『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ』まで、ジョナサンが何作品に出演するのかはいまだ明らかになっていない。しかし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)が本格登場だったサノス役のジョシュ・ブローリンよりは出番が多いことだろう。なにしろ「ロキ」の時点で、すでに変異体の“在り続ける者”として初出演を済ませているのである。
カーン役を演じる自らを「フランチャイズ・プレイヤー」と呼ぶジョナサンは、「本当に光栄に思うとともに、非常に大きな責任を感じています」と話す。「自分勝手に言えば、だからこそ自分の力を伸ばし、育てていくチャンスだし、それによって観客や共演者の皆さんにも貢献できると思うんです。そして『カーン・ダイナスティ』は、カーンの物語や好奇心を育てる機会になる。すごく楽しみにしています」。
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日(金)より全国公開。『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』は2025年5月2日に米国公開予定。
▼ 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の記事
Source: Lifehacker