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マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・フォックス、ブリー・ラーソン共演の実話法廷映画、米予告編が公開 ─ マーベル『シャン・チー』抜擢の気鋭監督最新作

https://www.youtube.com/watch?v=GVQbeG5yW78

『クリード』シリーズや『ブラックパンサー』(2018)のマイケル・B・ジョーダン、『Ray/レイ』(2004)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)のジェイミー・フォックス、そして『ルーム』(2016)『キャプテン・マーベル』(2019)のブリー・ラーソン。ハリウッドを牽引する3人の俳優が顔合わせを果たした、実話法廷映画『ジャスト・マーシー(原題:Just Mercy)』の米国版予告編が公開された。


1986年、米アラバマ州で18歳の白人女性が殺害された。逮捕されたアフリカ系アメリカ人のウォルター・マクミリアンは、無罪を証明する証言や根拠がいくつもあったにもかかわらず、裁判で死刑を言い渡される。1988年、弁護士のブライアン・スティーヴンソンは、ウォルターの弁護人として無罪を証明すべく駆け回るうち、司法や政治の中に息づく不平等を突きつけられる。やがてブライアンの戦いは、ウォルターの未来のみならず、冤罪をもたらしうる人種差別を止めるための動きとなっていくのだった。

原作となったのは、物語の主人公である弁護士ブライアン・スティーブンソンが執筆した同名のノンフィクション作品(邦訳版『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』亜紀書房刊)。マイケル・B・ジョーダンは主人公ブライアン、ジェイミー・フォックスは無実の死刑囚ウォルター、ブリー・ラーソンはブライアンを支持する女性エヴァ・アンスリーを演じる。

今回の映像では、初めて死刑囚の監房を訪れたブライアンが驚きながらも、ウォルターと少しずつコミュニケーションを重ねていく様子が捉えられている。「あなたの人生にはまだ意味がある、それを守るために何でもやるつもりです」と話すブライアンを前に、ウォルターは机を叩くと「お前はアラバマの現実を知らない。俺たちは生まれた時から罪人なんだ」と言い放つ。しかしブライアンは、ウォルターの周囲の人々にも直接会って話をし、彼の無罪を勝ち取ろうと動き続けるのだった。やがてウォルターは、少しずつブライアンを信頼するようになっていく。

死刑囚のための法律事務所を開業するブライアンには、彼を力強く支えるエヴァの存在がある。「最初は、溺れている人でいっぱいの川を見て、だけど彼らを助ける手段がないような気持ちだった」。しかし一方で、理不尽な現実も彼らにはのしかかってくる。「君が古傷をえぐったら、幸せじゃなくなる人たちがたくさんいるってことだ」「人々が何かを気にかける時は、みんな、自分が知りたいことを知るものなんだよ」。

予告編の随所には、ブライアンによる力強い言葉がいくつも挟み込まれている。「私たちの一人一人は、どんどんひどい存在になっている」「正義に遅すぎるということはない」「我々自身をよく観察すれば、世界をよりよく変えられるんだ」。法廷でブライアンは、「私たちにはみな寛大さが必要です。慈悲が必要なんです」と語る。

そのほか出演者には、ウォルターと同じく死刑囚の役で『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2016)『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)のオシェア・ジャクソン・Jr.、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のロブ・モーガン。そのほか『インクレディブル・ハルク』(2008)などのティム・ブレイク・ネルソン、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)のレイフ・スポールらが出演している。

脚本・監督は『ショート・ターム』(2013)『ガラスの城の約束』(2017)のデスティン・ダニエル・クレットン。マーベル・シネマティック・ユニバース作品『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings)』に抜擢された注目のフィルムメーカーだ。共同脚本は『ガラスの城の約束』を執筆したアンドリュー・ランハムが担当した。

映画『ジャスト・マーシー(原題:Just Mercy)』は2019年12月25日に米国公開予定

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Sources: Variety, IndieWire

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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