『ジュラシック・ワールド』第3作が丸1年延期、2022年6月米公開に

『ジュラシック・ワールド』シリーズ3作目となる最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題:Jurassic World: Dominion)』の米国公開日が、2021年6月11日から2022年6月10日に延期されることがわかった。本シリーズの米公式SNSが発表している。
本作は、コロナ禍の影響で中断されていた撮影が2020年7月よりイギリスで再開。製作が順調に進んでいた最中、本発表で当初の公開予定から丸1年の後ろ倒しとなった。
Instagramの投稿では、出演者の名が記されたティザー・ポスターが公開されている。注目すべきは、第1作『ジュラシック・ワールド』(2015)からバリー役のオマール・シーと共に復帰が伝えられていたロウリー役ジェイク・ジョンソンの名がポスターで見当たらないこと。2020年8月、ジョンソンはコロナ禍の影響でスケジュール調整を余儀なくされており、『ドミニオン』への出演が困難となる可能性が報じられていた。ポスターを見る限り、ジョンソンはひとまず降板ということになるのだろうか。
本作で監督を務めるコリン・トレボロウも自身のTwitterで以下のようにコメントを出している。
For the past three months, I’ve worked with an extraordinary cast and crew on a film we can’t wait to share with the world. Even though we’ll have to wait a bit longer, it will all be worth it. Let’s stay healthy and take care of each other until then. pic.twitter.com/vnGzhHs4nR
— Colin Trevorrow (@colintrevorrow) October 6, 2020
「ここ数ヶ月間、私は素晴らしいキャストやクルーと仕事を共にしてきました。この映画を世界中に届けるのが待ちきれません。もう少しお待たせすることになってしまいますが、待つ価値はあります。それまで、健康でいて、お互いを大切にしていきましょう。」
本作のほか、製作の米ユニバーサル・ピクチャーズは、『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を2021年4月に、『ワイルド・スピード』シリーズの第9作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を2021年5月に延期することを発表済み。現在もなお続く新型コロナウイルスの影響を懸念しての判断と考えられる。
『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』の出演者は、クリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードのほか、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)からフランクリン役ジャスティス・スミス、ジア役ダニエラ・ピネダ、少女メイジー役のイザベラ・サーモンら。
『ジュラシック・パーク』シリーズからは、アラン・グラント役サム・ニール、イアン・マルコム博士役ジェフ・ゴールドブラム、エリー・サトラー役ローラ・ダーンが『ジュラシック・パーク』(1993)から3人揃って復帰する。加えてインジェン社のライバル企業バイオシン・コーポレーションの遺伝学者兼スパイ、ルイス・ドジスンが再登場することになる。
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